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医者からもらった薬がわかる本 28版(2012-2013年版)
著者:医薬制度研究会
出版:法研
発売:2012/05
定価:¥ 2,625 (税込)
対象:一般 |
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くすりの事典 2014年版―病院からもらった薬がよくわかる
著者:小林 輝明
出版:成美堂出版
発売:2013/05
定価:¥ 2,415 (税込)
対象:一般 |
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医者からもらった薬がわかる本の最新リニューアル版です。初版から29年、この本が一般向け薬の書籍の元祖です。この本が出るまで、一般の人が病院の薬を簡単に知るすべはなかったといえるでしょう。いろいろな意味で、インパクトのあった本です。今では、似たような本がたくさん出ていますが、この本の最大の特徴は、薬に対する批判的吟味が少なくないということです。ただ効能効果を並べるだけでなく、海外評価と照らし、効き目のはっきりしないローカルドラッグであることを指摘したりします。著者は変わりましたが、そのような心意気は引き継がれているようです。識別記号の索引も復活しました。 |
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圧巻は、4000点にもおよぶ薬の実物写真。薬剤名50音順に表記され、本文への索引にもなります。薬の解説本文は、効能、用法・用量に加え、薬の働きや注意点、副作用などが記述されます。さらに、巻末に薬の基礎知識、重大な副作用初期症状一覧を付録。全体的に非常にスッキリしたページ構成で、たいへん見やすです。 |
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薬の事典 ピルブック(2014年版)
著者:橘 敏也
出版:ソシム
発売:2013/06
定価:¥ 2,310
対象:一般 |
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薬と病気の本―各科・専門のお医者さんによる 第7版
著者:橋本 信也、他
出版:保健同人社
発売:2006/07
定価:¥2,625 (税込)
対象:一般 |
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医師の解説による病院の薬の本です。全体的に見やすくシンプルにまとめられています。本文の薬の説明は、一成分ごとに
製品例、作用、副作用、用い方と注意などについてです。具体的な用法用量は省かれますが、平易なことばで分かりやすく解説しています。冒頭には1200点ほどの実物カラー写真があり、また巻末には薬価のリストも掲載されます。さらに今版から、成分別解説ページに代表製品・ジェネリック医薬品を含む各製品の薬価が掲載され、比較が容易になりました。他書と比べ、薬価、識別記号の索引が充実しており、薬局などで業務用としても使えると思います。そのほか、同系の本は「処方薬ガイド(一般)」のページを参照ください。 |
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病気解説と薬品解説の2部で構成されています。特徴的なのは、前半の解剖図を取り入れた病気とその治療薬の解説です。第一線の医師が、それぞれの専門領域を執筆しています。後半部では、薬効別に各薬品の効能や注意点が記述されています。もちろん、薬の名前や記号から目的の薬を見つけることもできます。さらに、主な病気の診療ガイドラインやお薬Q&A集なども掲載。薬だけでなく、病気のこともよく知りたい人におすすめです。 |
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■一般向け おすすめ本・・・★病院の薬★ |
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よくわかる薬の知識と自己管理―きちんとしよう自己管理・してはいけない自己判断
著者:神原 啓文
出版:医薬ジャーナル社
発売:2000/10
定価:¥950
対象:一般 |
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超図解 薬はなぜ効くか 医師・看護師・薬剤師へ
著者:田中 正敏
出版:講談社
発売:2009/07
定価:¥ 2,730 (税込)
対象:関係者、詳しく知りたい人 |
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薬のことが分かる患者さん向け解説書です。病気別の治療薬の作用や効果、副作用についてまとめてあります。あまり深入りせず、分かりやすい言葉でやさしく解説しています。その他、病気別にテーマをしぼった同シリーズはこちらです。 |
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ロングセラーになった旧版に最新の知見を追加した薬理の入門書。病院で使われている代表的な医薬品をとりあげ、その基本的な作用をイラストを使って説明します。新任の薬剤師、看護師、学生向けの本ですが、薬の作用をよく知りたい一般の人にもおすすめです。小さな本で読みやすいです。 |
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これだけは知っておきたい薬の副作用・相互作用
著者:中島 祥吉
出版:丸善
発売:2003/03
定価:¥2,200
対象:一般 |
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薬のチェックは命のチェック (No.19) 特集「乳がん」
著者:坂口 啓子、浜 六郎、他
出版:医薬ビジランスセンター
発売:2005/07
定価:¥1,260(税込)
対象:問わず |
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いろいろな病気の説明とともに、その治療薬の効き方や、副作用、飲み合わせなどについて解説しています。薬の名前と病気の名前から調べることができます。 |
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患者さん向けの薬の季刊誌「薬のチェックは命のチェック」の第19号。特集は「乳がん」です。解説は「患者よ、がんと闘うな」の慶應大学医学部放射線科の近藤誠医師。最近盛んにおこなわれるようになった多剤併用療法の有用性を再考するなどします。連載ものの「EBM超入門」は、システマティック・レビューについてです。一般向けですが、医師や薬剤師も目を通しておきたい本です。前号以前はこちら。 |
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下げたら、あかん!コレステロールと血圧
著者:浜 六郎
出版:日本評論社
発売:2004/05
定価:¥1,680 (税込)
対象:一般 |
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薬と毒の見分け方―薬の診察室(健康ライブラリー)
著者:浜 六郎
出版:講談社
発売:2004/03
定価:¥1,365 (税込)
対象:一般 |
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とても刺激的なタイトルですが、コレステロールと血圧の下げ過ぎを警笛する内容です。製薬業界や医学界の“しがらみ”にとらわれることなく、根拠にもとづく情報を提供しています。国内での大規模臨床試験「J-LIT」などでも、コレステロールが低い人は、かえって総死亡率やがん死が多いことが示されています。著者は、薬の季刊誌「薬のチェクは命のチェック」の刊行にもあたる浜六郎氏。 |
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患者さんの立場にたって、薬の正しい知識や使い方をやさしく解説します。とくに、著者らが古くから取り組んでいるコレステロール低下薬や降圧薬、解熱鎮痛剤や抗生物質などについて、現状の処方実態に追随するだけでなく、科学的根拠をふまえた批判的解説がなされます。 |
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■一般向け おすすめ本・・・★市販薬★ |
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薬の買い方ガイドブック(2003〜2004年版) - セルフメディケーション時代の最新手引書
緊急時に一家に一冊!
著者:エスアイシー 、堀 美智子
出版:学習研究社
発売:2003/07
定価:¥1,500
対象:一般 |
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薬局で買う薬がわかる事典(2004年版) (品切れ?)
著者:西崎 統
出版:成美堂出版
発売:2003/10
定価:¥1,300
対象:一般 |
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自分の健康を自分自身で管理するのが「セルフメディケーション」。自分の症状に合った薬を選ぶことが大切です。症状別に薬の解説が加えられるほか、薬の成分・効能・価格が一目で分かる症状別早見表付きです。 |
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効能別に薬の説明があり、選び方のポイントがまとめられています。解説のあとに、おもな製品の成分比較表がのっています。そのほか「市販薬」のページを参照ください。 |
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あなたは大丈夫?薬が毒に変わる危ない食べ合わせ - 市販の薬、病院の薬、正しい服用法
著者:柳川 明
出版:有楽出版社
発売:2002/11
定価:¥1,400
対象:一般 |
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市販薬で死んではいけない! - 市販薬の毒性、危険性をあなたは知らなさすぎる!
著者:藤田 康二
出版:メタモル出版
発売:2001/02
定価:¥1,200
対象:一般 |
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一般の人向けに、薬と食べ物の飲み合わせ(食べ合わせ)について注意をうながしている本です。便利な「食べ合わせ早見表」もついています。 |
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重い副作用はきわめてまれです。けれど実際にあります。「コンビニでもかぜ薬が買えるように」という規制緩和の声がでてくると、「重い副作用があるから薬局でないとダメ」という反論が必ずでてきます。はたして薬局で買えば、重い副作用が防げるのかどうか・・。薬を使わないことも治療のための大切な選択肢であることを忘れないでください。 |
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新・困ったときのくすりQ&A
著者:大阪府病院薬剤師会
出版:薬事日報社
発売:2003/12
定価:¥1,500
対象:問わず |
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わかりやすい使いやすい くすりと病気のQ&A
著者:柿田 章、島田 慈彦
出版:じほう
発売:2000/11
定価:¥3,600
対象:問わず |
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大阪府内の病院薬剤師が患者さんから受けた質問とその答えをQ&A形式でまとめたものです。薬についてのさまざまな疑問にやさしく解説します。 |
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薬や病気の基礎知識のほか、最近話題の健康情報をQ&A形式で掲載しています。ご家庭に一冊あると、困った場面で役立ちそうです。 |
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くすりと情報は使いよう
著者:望月 真弓、日本薬学会
出版:丸善
発売:2000/03
定価:¥1,200
対象:一般 |
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全図解 クスリのしくみ事典 - どう効くのか?なぜ副作用が起こるのか?病気別・症状別にガイド
著者:野口 実、岡島 重孝
出版:日本実業出版社
発売:2002/11
定価:¥1,400
対象:一般 |
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薬について、いろいろな知識を広く学べる本です。コラムを交えながら、薬の効き方や上手な使い方、さらに副作用や飲み合わせについてもふれています。巻末に薬についての相談窓口のリストが掲載されます。 |
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一般向けにやさしく書かれています。薬の吸収や作用を説明する「基礎知識編」と、病気別・症状別に見る「薬理作用」編があります。 |
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病院薬剤師物語 - マンガ
著者:神奈川県病院薬剤師会
出版:じほう
発売:2004/03
定価:¥940
対象:一般 |
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病院薬剤師の姿をマンガで紹介します。「中高年者編」「妊婦・小児編」「青少年編」の3部構成で、それらエピソードをとおして、薬の基礎知識や病院薬剤師業務の一端を知ることができます。神奈川県病院薬剤師会による一般向けPR冊子をまとめたもので、これから薬剤師を目指す方などにも参考になると思います。 |
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■一般向け おすすめ本・・・★妊娠と薬★ |
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妊娠中の危ない薬がわかる本
著者:加野 弘道
出版:法研
発売:1996/02
定価:¥1,456
対象:一般 |
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妊娠とくすり―安全な妊娠・出産のために 患者・家族のためのくすりと賢くつきあう
著者:鈴木 秋悦
出版:保健同人社
発売:1994/11
定価:¥1,311
対象:一般 |
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一般の方向けの本です。薬の危険度を妊娠時期によって評価、やさしく解説が加えられます。著者は、虎の門病院薬剤部で「妊娠と薬相談外来」にたずさわってきた薬剤師の加野弘道氏。 |
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妊娠の基礎知識と、妊娠と薬についてQ&A形式でやさしく解説します。著者は、慶応の産婦人科助教授
鈴木秋悦氏です。 |
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■一般向け おすすめ本・・・★知識全般★ |
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お医者さんも戸惑う健康情報を見抜く
著者:小内 亨
出版:日経BP社
発売:2004/04
定価:¥1,470 (税込)
対象:問わず |
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医者が薬を疑うとき
著者:別府宏圀
出版:亜紀書房
発売:2002/02
定価:¥1,800
対象:問わず |
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アミノ酸、活性酸素、マイナスイオン・・。一見、科学的にみえても、よく考えてみるとおかしな健康情報が少なくありません。医師である著者は、そのような健康情報を鋭く見抜き、いかに非科学的な勝手な理屈であるかを説いていきます。薬の解説書ではありませんが、EBMに通じる内容ですので、一般の方をはじめ医師や薬剤師も一読しておきたいです。 |
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「患者にとって、本当に良い薬とは?」そんな疑問に答えてくれる一冊です。著者は、スモン訴訟で原告証人として活躍された方です。メーカーや医師の言うがままでなく、薬を客観的に評価することの重要性、また、そのための情報公開を唱えています。一般の方だけでなく、医師や薬剤師も必読の書です。 |
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新薬はこうして生まれる―研究者社長が明かす開発秘話
著者:森田 桂
出版:日本経済新聞社
発売:2000/01
定価:¥1,600
対象:問わず |
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神と悪魔の薬サリドマイド
著者:Rock Brynner、本間 徳子 (訳)、他
出版:日経BP社
発売:2001/12
定価:¥1,800
対象:問わず |
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武田薬品の元社長が書いた本です。筆者の若き日の化学との出会いから、武田薬品での初仕事、そして研究に没頭する日々・・多くのエピソードを通し、薬の生まれ方や創薬の大変さが分かります。 |
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サリドマイド薬の光と影を、その歴史とともにひも解くドキュメント。サリドマイドは、ハンセン病や骨髄腫の優れた治療薬として期待される半面、過去に強力な催奇性による世界的薬害をもたらしました。薬のもつ2面性を端的に示す例であり、サリドマイドの反省と教訓は、これからも生かされなければなりません。 |
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構造薬害
著者:片平 洌彦
出版:農山漁村文化協会
発売:1994/08
定価:¥1,857
対象:問わず |
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薬害はなぜなくならないか - 薬の安全のために
著者:浜 六郎
出版:日本評論社
発売:1996/11
定価:¥2,800
対象:問わず |
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薬害を語る代表的な図書です。薬害エイズとスモンの2大事件をとおし、行政、製薬企業、一部の医師らがかかわる構造的な問題を指摘します。著者は、東京医科歯科大学助教授の片平
洌彦氏。医療関係者、医歯薬学生、必読です。 |
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サリドマイド事件、スモン、さらに薬害エイズなど検証し、薬害を生む構造的問題を示します。そして最後に、薬害をなくすための方策や提言がまとめられます。広く薬害の知識がえられる最良の図書です。 |
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