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Top Menue 膠原病とリウマチx6 膠原病の薬-2

免疫抑制薬
エンドキサンイムランアザニンブレディニンリウマトレックスネオーラルプログラフ

免疫抑制薬は、ステロイド薬に次ぐ第二の選択肢です。免疫系の細胞の働きをじゃまして、膠原病における異常な免疫反応をおさえます。免疫抑制薬が処方されるのは、難治でステロイドだけではよい効果が期待できない場合、あるいは大量のステロイド薬を減らしたいときなどです。どちらかというと遅効性で、十分な効果がでるまでに3〜4週間かかることがあります。

エンドキサンは、アルキル化薬の抗がん薬として古くから使用されてきましたが、比較的少量で免疫抑制作用を発揮することから、いろいろな膠原病に応用されるようになりました。適応となるのは、全身性エリテマトーデス、ネフローゼ、多発性筋炎・皮膚筋炎(間質性肺炎を含め)、強皮症、血管炎などのリウマチ性疾患いわゆる膠原病です。重症例に短期大量間欠療法(パルス療法)をおこなうこともあります。

イムランとアザニンは代謝拮抗薬に属します。こちらは、臓器移植後の拒絶反応抑制薬として開発されました。その後、エンドキサンと同様に、治療抵抗性の各種リウマチ性疾患に対する効能が正式に認められています。ステロイド薬の効き目が悪いとき、副作用で増量できないとき、またステロイドの減量をしやすくするために追加・併用することが多いです。

ブレディニンは、血液障害などの副作用が比較的少ない免疫抑制薬です。全身性エリテマトーデスにおけるループス腎炎やネフローゼ症候群、関節リウマチなどに適応するほか、シェーグレン症候群に応用されることがあります。リウマトレックスは、とくに関節リウマチに有用で、世界的にその標準療法として位置付けられています(別項)。

ネオーラルとプログラフは新しいタイプの免疫抑制薬です。カルシニューリン阻害薬と呼ばれ、Tリンパ球の働きをじゃまする作用をもちます。特徴の一つは、他系統に比べ骨髄抑制にともなう血液障害が起こりにくい点です。ループス腎炎やネフローゼに用いるほか、プログラフは難治性の関節リウマチに適応します。医師の判断によっては、その他の膠原病に応用されかもしれません。効果をあげるために、血液中の薬の濃度をチェックする必要があります。


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<メモ>
  • 膠原病の詳しい原因は分かっていませんが、おおよその発症機序から自己免疫病ととらえることができます。つまり、免疫系の異常で自己抗体がつくられ、その抗体が自分自身の組織を攻撃し炎症を起こしてしまうのです。治療には、免疫をおさえ炎症をしずめるステロイド薬や免疫抑制薬が使用されます。関節リウマチでは、リウマトレックスなど専門の抗リウマチ薬が治療の中心になります(別項)。

  • 免疫抑制薬は効き目が高い反面、重い副作用を起こす危険性があります。共通の副作用として重要なのが、免疫力の低下にともなう感染症です。免疫抑制作用は主作用であり、副作用でもあるのです。かぜ症状を含め、発熱がみられるときは早めに受診してください。ほかにも、腎障害や肝障害、血液障害、間質性肺炎などさまざまな副作用を起こすおそれがあります。対応が遅れないように、定期的に検査を受けることが重要です。飲み間違いにも気をつけましょう。

    
    

 
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おくすり110番