概説 |
関節リウマチを治療するお薬です。関節の腫れや痛みをやわらげます。 |
作用 | リウマチは、体の免疫系がかかわっている膠原病の一種です。関節や筋肉に強い炎症を生じ、腫れや痛みを伴います。一般に進行性で、関節が傷んで変形したり、骨が壊れてくることもあります。
このお薬は、抗リウマチ薬です。体の免疫機能の異常を修正する作用があります。そして、関節の痛みや腫れをひき、病気の進行を遅らせます。日常生活の改善にもつながります。 |
特徴 |
- イソキサゾール系の抗リウマチ薬です。作用的に免疫抑制薬に近く、比較的速効性です。海外の大規模臨床試験で、関節破壊をおさえ、リウマチの進行を遅らせる効果が確かめられています。世界的にも広く用いられています。
- 免疫系の細胞だけでなく、他の細胞にも影響がおよびます。そのため、肺障害や肝障害、血液障害など副作用がでやすいのが欠点です。まれに、重症化することがありますので、医師の管理下で安全性に配慮しながら用いなければなりません。
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注意 |
 【診察で】
- 持病のある人は医師に伝えておきましょう。
- 最近まで飲んでいた薬と、現在服用中の薬を医師に教えてください。
- 妊娠中の人は、医師に伝えてください。また、男性を含め、妊娠出産を希望してい人は事前に相談しておきましょう。
- 注意事項や副作用について、医師から十分説明を受けてください。薬の性質をよく理解し、納得のうえで使用するようにしましょう。
- 体に異常を感じたら、どのようなことでも医師に報告するようにしてください。

- 【注意する人】

- 病気によっては、その病状を悪化させるおそれがあります。肝臓や肺の悪い人は副作用がでやすいので、使用できないことがあります。小柄な女性や高齢の人、腎臓の悪い人などは、少量にするなど用量に留意します。妊娠中は禁止です。
- 適さないケース..肝臓の悪い人、妊娠中もしくはその可能性のある人、授乳中の人。
- 注意が必要なケース..間質性肺炎など肺に病気のある人もしくは既往のある人、血液の病気や骨髄抑制のある人、肝臓病の既往歴のある人、腎臓病、感染症、免疫不全のある人、高齢の人など。

- 【飲み合わせ・食べ合わせ】

- 薬の飲み合わせによっては、この薬の作用が強まり、副作用がでやすくなります。服用中の薬、および最近まで飲んでいた薬を必ず医師に報告しておきましょう。また、別の病院で診察を受けるときも、この薬を飲んでいることを伝えてください。
- 他の抗リウマチ薬や免疫抑制薬、ステロイド薬、あるいは抗がん剤などとの併用により、血液障害や肝障害、感染症なの副作用が発現しやすくなります。
- 抗血栓薬のワルファリンの副作用が強まるおそれがあります。
- 陰イオン交換樹脂製剤、たとえばコレステロール低下薬のコレスチラミン(クエストラン)やコレスチミド(コレバイン)といっしょに飲むと、この薬の作用が減弱します。結核の薬のリファンピシン(リファジン)も、この薬の効力を弱めるかもしれません。
- 服用中および服用中止後しばらくは生ワクチンの接種を避けてください。
- アルコールは肝臓の副作用をでやすくします。飲酒は、できるだけ控えましょう。
 【使用にあたり】
- 決められた飲み方を厳守してください。ふつう、最初の3日間だけ高用量の100mg錠を服用します。その後、維持量として、20mg錠もしくは10mg錠を続けるようにします。誤って過量を飲むと重い副作用がでやすくなります。
- 噛まずにコップ一杯以上の水で飲んでください。
- 効果がでるのに、2週間〜3カ月間くらいかかります。指示された期間続けるようにしましょう。

- 【検査】

- 副作用や効果をチェックするため、定期的に検査を受けなければなりません。とくに、肝臓と血液の検査が重要です。血圧測定もおこないます。

- 【妊娠授乳】

- 動物実験で催奇形作用が報告されています。妊娠中は使用できません。また、この薬は、体に長く残る性質があるので、服用中止後の妊娠にも注意が必要です。
- 女性..服薬中は、確実な方法で避妊してください。服薬終了後に妊娠を希望するときも、医師とよく相談してください。吸着薬でこの薬を除去することで、早期に妊娠が可能になります。
- 男性..服薬中は配偶者の妊娠を避けるようにします。服薬終了後に妊娠を希望するときも、医師とよく相談してください。
 【備考】
- 一般に、抗リウマチ薬による治療は、早期の関節リウマチで、炎症のある活動期に適しています。遅効性で、ゆっくりと効いてくるのが特徴的です。十分に効果が現れるまでに1〜3カ月くらいかかることがあります。また、すべての人に有効というわけではありません。劇的に効く人もいれば、逆にまったく効果がないことがあります。長く使用しても効果がない場合は、漫然と続けることはせず、他の薬に切り替える必要があります。
- リウマチそのものを治せる薬はありません。関節リウマチの治療では、いくつかの薬を長期間服用することになります。有益性と副作用について正しく理解したうえで、薬と上手につきあっていってください。きちんと治療を続ければ、病気の進行を止めたり遅らせることができます。
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効能 |
関節リウマチ。 |
用法 |
通常、成人はレフルノミドとして1日1回100mg錠1錠の3日間経口服用から開始し、その後、維持量として1日1回20mgを経口服用する。なお、維持量は、症状、体重により適宜1日1回10mgに減量する。
※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。 |
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副作用 |
効果が高い反面、いろいろな副作用がでやすいです。あわてないよう、事前に医師から十分説明を受けておきましょう。頻度的に多いのは、下痢や吐き気、腹痛、脱毛、頭痛、発疹、高血圧などです。
重い副作用は多くありませんが、注意しなければならないのは、間質性肺炎と肝障害、血液障害、それと感染症です。初期症状として、咳や息切れ、呼吸困難、発熱やのどの痛み、口内炎、発疹、異常なだるさ、皮膚や白目が黄色くなるといった症状に注意してください。そのほか、いつもと違う症状に気づいたら、すぐ医師に連絡してください。予防のために、頻回な検査も欠かせません。
 【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
- 間質性肺炎..から咳、息苦しさ、少し動くと息切れ、発熱。
- 肝臓の重い症状..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が褐色。
- 重い血液成分の異常..発熱、喉の痛み、口内炎、だるい、皮下出血(血豆・青あざ)や歯肉出血など出血傾向。
- 重い感染症..発熱、のどの痛み、咳や痰、息苦しい、下痢、皮膚がピリピリ痛い、皮膚の発赤・水ぶくれ・できもの。
- 重い皮膚症状..高熱、ひどい発疹・発赤、唇や口内のただれ、のどが痛い、水ぶくれ、皮がむける、強い痛み、目の充血。
- 膵炎..上腹部〜背中の強い痛み、吐き気、吐く。
 【その他】
- 下痢、吐き気、吐く、食欲不振、腹痛、口内炎
- 頭痛、めまい
- 咳、上気道感染、気管支炎
- 脱毛、発疹、じん麻疹、かゆみ、爪の障害、皮膚乾燥
- 血圧上昇、腎機能・肝機能値の異常
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