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Top Menue 肝・胆・膵x7 肝臓の薬(他2)

利尿薬
アルダクトンAラシックスルネトロンルプラックフルイトランサムスカ、アルブミン製剤(注射)

肝硬変にともなう腹水には、まず抗アルドステロン薬のアルダクトンAを少量用い、効果がなければループ利尿薬のラシックスなどと併用します。それでも不十分ならば、同系の注射に切り替え増量します。電解質異常などの副作用から十分増量できない場合は、作用機序が異なるサムスカも処方候補です。サムスカは、電解質排泄にかかわらないで水分だけを排出させる水利尿薬になります。

肝不全用栄養剤
アミノレバンリーバクト

ロイシン、イソロイシン、バリンの3種類の分岐鎖アミノ酸が配合される特殊な栄養剤です。肝硬変などで肝臓の働きが悪くなったときに用います。栄養状態を改善するとともに、肝性脳症を改善したり予防する効果が期待できます。意識障害をともなう脳症の治療にはアミノレバンの輸液を点滴します。

合成二糖類
モニラックポルトラック

合成二糖類は、高アンモニア血症に起因する肝性脳症に第一選択されます。消化吸収されることなく大腸に到達し、腸管におけるアンモニアの産生と吸収抑制、さらには排泄促進作用を発揮します。アンモニア濃度の低下により肝性脳症が改善し、また初回発症後の再発予防にもなるのです。

難吸収性抗菌薬

リフキシマカナマイシン硫酸ポリミキシンBバンコマイシン

これらの抗菌薬も肝性脳症に有用です。それぞれ系統は異なりますが、飲んでもほとんど吸収されない難吸収性を特徴とします。この特性から、腸管内のアンモニア産生菌を抗菌ターゲットとする高アンモニア血症治療薬として用いられます。新薬のリフキシマは‘肝性脳症’を適応症とする唯一の抗菌薬です。今後はリフキシマを中心に処方されることでしょう。

亜鉛、レボカルニチン
ノベルジン、硫酸亜鉛、(プロマック)、エルカルチンレボカルニチン

亜鉛は、アンモニアを代謝する酵素の働きに欠かせません。このため、亜鉛補充療法として低亜鉛血症をともなう肝硬変もしくは肝性脳症に応用されます。プロマックにおいては正式な効能ではありませんが、保険審査上認められることが多いようです。カルニチン欠乏があれば、レボカルニチン製剤のエルカルチンを使います。

そう痒症改善薬
レミッチノピコール

これらの適応症は、肝臓病に併発する‘そう痒症’です。オピオイドκ(カッパ)受容体作動薬と呼ばれ、従来の痒み止めとは効きかたが違います。このため、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬の内服、外用ステロイド薬の塗布など一般的な治療で効果不十分な難治な痒みに用います。 レミッチ、ノピコールともにナルフラフィンを含有する同一製剤で、効能・効果、用法・用量ともに変わりません。


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<メモ>
  • 肝硬変がすすむと、体に浮腫(むくみ)や腹水を生じ、ときに食道静脈瘤ができたりします。お腹に水がたまる腹水には、利尿薬のアルダクトンAやラシックスで対処します。また、食道静脈瘤に対しては、保存療法としてβ遮断薬や硝酸薬(ニトロ)が応用されることがあります。内視鏡的食道静脈瘤硬化療法には、オルダミンまたはエトキシスクレロール注射液を用います。

  • 肝硬変などで肝障害がひどくなると、アンモニアの代謝ができなくなり、血液中のアンモニアが増えてきます。アンモニアは脳に悪影響し、眠気や気分変調をもたらし、さらには人格変化、異常行動、ふるえなどを起こし昏睡に至ることもあります。肝性脳症です。治療には肝不全用栄養剤のアミノレバン、合成二糖類のモニラック、難吸収性抗菌薬のリフキシマなどが用いられます。

    
    

 
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おくすり110番