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Top Menue 心臓の薬x7 狭心症の薬-2

カルシウム拮抗薬
アダラートヘルベッサーアムロジンコニール、バイミカード、バイロテンシンランデルなど

硝酸薬と同様に血管を広げる作用があります。冠血管のけいれん収縮をおさえる作用があるので、冠けい縮狭心症(安静狭心症、異型狭心症)に適しています。長時間作用型の製剤による大規模臨床試験では予後の改善効果も示されています。ただし、短時間型(旧来のアダラートカプセル)は、かえって心臓に負担をかけるので避けたほうが無難です。

β遮断薬
インデラルカルビスケンミケランテノーミンセロケンメインテートセレクトールアーチストアロチノロール(アルマール)

交感神経による心臓への刺激を遮断するお薬です。心臓を休ませ、心臓の負担を軽くします。労作狭心症や心筋梗塞の治療に広く用いられています。同じβ遮断薬でも、内因性交感神経刺激作用(ISA)のないものがよいかもしれません。海外の臨床試験でも、梗塞を予防し寿命を延ばすことが確かめられています(ASIST,TIBBS etc)。急に服用を中止すると、反発的に症状が悪化することがありますから、自分だけの判断で止めてはいけません。喘息のある人は向きません。

ACE阻害薬・AU拮抗薬(ARB)
カプトリルレニベースアデカットタナトリルコナンエースコールコバシルゼストリルロンゲスブロプレスなど

保険適用外ですが、心筋梗塞後の心不全を予防したり悪化を防ぎます。大規模臨床試験でも予後の改善効果が認められています。


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<メモ>
  • 狭心症の治療目標は、第一に狭心発作や狭心痛をおさえること、第二に重い心筋梗塞を防ぎ予後を改善すること、つまりは長生きにつなげることです。日本では、持効性の硝酸薬が発作予防薬として多用されていますが、この系統の長期予後の改善効果については よく分かっていません。寿命を延ばすものと期待されるのはカルシウム拮抗薬とβ遮断薬、ACE阻害薬またはAU拮抗薬です。また、心筋梗塞につながるアテローム血栓症のリスク軽減に有用なのが次項の抗血小板薬です。

    
    

 
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