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▼硝酸薬(速効性) ※ニトロペン錠、ニトロール錠(舌下)、ミオコールスプレー、ニトロールスプレー いわゆる「ニトロ」と呼ばれる薬の仲間です。狭心症の治療に古くから使われています。心臓だけでなく体全体の血管が広がり血流がよくなります。同時に、心臓の負担も軽くなります。速効性の舌下錠や舌下スプレーは、狭心発作時に用います。なるべく腰掛けて舌下するようにしましょう。ふつう、1〜5分で効果が現れてきます。舌下錠を飲み込んでしまうと、効果がなくなってしまいますから注意してください。もし、決められた最大量を使用しても痛みがおさまらない場合は、がまんしないですぐに受診してください。重い心筋梗塞へと進展するおそれがあります。 ▼硝酸薬(持効性) ※ニトロールRカプセル、フランドル、アイトロール錠、ミリステープ、フランドルテープ、ニトロダームTTS、ヘルツァー、ミニトロテープなど これらの持効性の硝酸薬は、予防的に用います。飲み薬のほか、皮膚に貼るテープ剤もよく使われています。硝酸薬は安全性が高く、重い副作用はほとんどありません。ただ、飲みはじめに「頭痛」を起こすことがよくあります。また、低血圧による「めまい」や「立ちくらみ」にも注意しましょう。頭痛は、続けているうちにたいてい軽くなりますが、ひどいときは医師に相談ください。 硝酸薬には‘耐性’の問題があります。とくにテープ剤を24時間貼り続けていると、体が薬に慣れて効き目が悪くなることがあるのです。このような耐性を生じないよう、症状によっては数時間〜半日はずしておくよう指示されることがあります。たとえば、夜間に発作が起きる人では、夜に貼り、昼間ははがすよう指示されるかもしれません(症状や製剤によりますので、医師の指示どおりに)。 ▼硝酸薬類似薬 ※シグマート 硝酸エステルのニコチン酸誘導体で、硝酸薬(ニトロ)に近いお薬です。症状をよくおさえ、低血圧などの副作用も少ないので、広く処方されています。硝酸薬に見られる効果の減弱も比較的少ないとされます。長期予後の検証は十分とはいえませんが、シグマートの追加処方により心筋梗塞などの重い症状の発症が17%減少したという報告がされています(IONA)。 [PR] 人気の薬系書籍ベスト30 「くすり本NAVI 」
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おくすり110番 |