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Top Menue 心臓の薬x7 狭心症の薬-3

抗血小板薬-1
バイアスピリンバファリンA81タケルダ

アスピリンを主成分とする抗血小板薬です。アスピリンは抗血小板療法の基礎薬として重要です。もともと解熱鎮痛薬として使われてきましたが、最近は少量を抗血小板薬として狭心症や心筋梗塞の治療に用いることが多くなりました。血小板の働きをおさえ血液を固まりにくくする作用から、血栓形成を防ぎ心筋梗塞の予防につながるのです。海外のいくつかの大規模臨床試験でも、その有効性が証明されています。経皮的冠動脈形成術‘PCI’が適用される不安定狭心症には、以下のADP受容体拮抗薬との2剤併用抗血小板療法が標準的です。

アスピリンの副作用として頻度が多く、また注意すべきなのは胃腸障害です。その予防のため、それぞれに工夫があります。バイアスピリンは、アスピリンが腸で溶ける腸溶錠で、胃の負担の軽減がはかれます。バファリンA81は、アスピリンのほかに胃を守るダイアルミネートという制酸薬が配合されるのが特徴です。新薬のタケルダ配合錠には、プロトンポンプ阻害薬という強力な胃酸分泌抑制薬が配合されます。このため、タケルダの処方対象は、アスピリンによる抗血小板療法が必要、かつ消化性潰瘍の既往のある患者さんに限ります。

抗血小板薬-2
パナルジンプラビックスコンプラビンエフィエントブリリンタ

ADP受容体拮抗薬(P2Y12受容体拮抗薬)と呼ばれる部類です。パナルジンからエフィエントまでがチエノピリジン系、最後のブリリンタはシクロペンチルトリアゾロピリミジン群に分類される抗血小板薬です。いずれもアスピリンとは作用機序が違います。PCIが適用される不安定狭心症や急性心筋梗塞では、これらとアスピリンとの併用が推奨されます。2剤による強化療法をおこなうことで、ステントを入れた部分に血栓ができにくくなり、PCIの治療効果を長続きさせることができるのです。

最近はパナルジンに代わり、副作用の少ないプラビックスの処方が増えています。利便性を目的に開発されたコンプラビン配合錠はアスピリンとプラビックスの配合剤です。エフィエントは、早期の血栓予防効果が期待でき、海外での臨床試験でクロピドグレルを上回る有効性が示されています。最後のブリリンタは、作用の発現と消失が早く、ばらつきのない効果が期待できる新薬です。ただし、日本人を対象とした臨床試験では、有効性、安全性ともプラビックスに劣る傾向でした。

抗凝固薬
ワーファリン
血液の凝固系に作用し、血液が固まるのを阻止します。抗凝固療法として、不安定狭心症や急性心筋梗塞で血栓が形成されつつあるときに、その進展を阻止するために用いることがあります。

コレステロール低下薬
※スタチン系(メバロチンリポバスローコールリピトールリバロクレストール)、フィブラート系(ベザトールSRなど)など

コレステロール値が高いときに用います。動脈硬化の退縮や心筋梗塞の発症抑制が目的です。コレステロールを十分に下げると、冠動脈内のプラークという脂肪の固まりが安定し、心筋梗塞の予防につながるのです。その有効性については、海外のいくつもの大規模臨床試験で証明されています。複数の臨床試験を集計したある研究によると、コレステロール値を10%低下させると、再梗塞の危険性を15%減らすことができるとのことです。

その他
ペルサンチンロコルナールコメリアン

おだやかな血管拡張作用と抗血小板作用があります。補助的に他の狭心症治療薬と併用されることがあります。


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<メモ>
  • 症状が落ち着いている‘安定狭心症’に対し、発作が頻発しより重篤な場合を‘不安定狭心症’といいます。不安定狭心症を放置すると、冠動脈が血栓で完全にふさがり、命にかかわる急性心筋梗塞を起こしかねません。心筋梗塞の多くは、冠血管の動脈硬化性プラークに血栓(アテローム血栓)できたり、プラーク自体が破れ血管が完全に詰まることで起こります。血流が止まり、その先の心筋がダメージを受けるので予後は楽観できません。

  • そのような危険な不安定狭心症や急性心筋梗塞に対する治療法のひとつが経皮的冠動脈形成術、通称‘PCI’(またはPTCA)です。カテーテル治療の一種であり、カテーテルを冠動脈まで挿入しバルーン(風船)をふくらませて血管を広げます。さらに、その部分に網目筒状の金属製‘ステント’を留置するのが一般的です。ステントが血管の支え役となり、再狭窄のリスク低減がはかれるわけです。

    
    

 
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