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▼抗アレルギー薬(抗ヒスタミン薬) ※ザジテン、リボスチン、パタノール、アレジオン 抗ヒスタミン作用を主とする抗アレルギー薬です。アレルギー症状を引き起こすヒスタミンという体内物質をおさえる作用があります。そして、花粉アレルギーによる目のかゆみ、結膜充血、涙目、目やに などの諸症状を改善します。早めの使用が勧められますが、必ずしも予防的に事前使用する必要もありません。比較的速効性ですので、軽いうちでしたら 点眼後30分くらいで充血がひいてきます。ただし、効き方には個人差があり、有効率は60%程度です。その人に適した反応のよい一剤を選ぶようにします。 ▼抗アレルギー薬(遊離抑制薬) ※インタール、リザベン、アレギサール、ペミラストン、エリックス、ケタス、アイビナールなど アレルギーに関係する化学伝達物質の遊離・放出を抑える作用があります。どちらかというと予防薬になりますので、花粉が飛びだす2週間くらい前から始めると効果的です。速効性はないので、ひどくなってからでは よい効果は望めません。毎年、花粉症で悩まされる人は早めに受診するとよいでしよう。副作用はほとんどありません。 ▼ステロイド薬 ※フルメトロン、リンデロン、オルガドロン、サンテゾーン いわゆるステロイドが含まれる目薬です。ステロイドは炎症の火消し役として重要ですが、安易な長期使用は好ましくありません。効果と副作用のバランスが考慮され、専門医により慎重に用いられます。処方にあたっては、作用の強弱や濃度の違いによりそれぞれを使い分けるようにします。フルメトロン点眼液は比較的作用がおだやで花粉症にもよく処方されます。リンデロンとオルガドロンは強いほうです。また、フルメトロンとリンデロンには濃度が異なる2種類の製剤があります。 軽いアレルギー結膜炎にはフルメトロンの低濃度製剤(0.02%)でもよいのですが、春季カタルなどで症状が激しいときや、角膜の障害で視力障害のおそれのあるような場合には、高濃度製剤(0.1%)またはリンデロンなど、より強力な点眼薬が適当です。この場合、症状が落ち着いたなら、徐々に減量するか低濃度製剤に切り替えるなどします。急な中止による反発症状を避けるためです。長期使用時は眼圧の上昇にも注意が必要です。 ▼非ステロイド抗炎症薬 ※ブロナック 充血やかゆみに有効な非ステロイド性の抗炎症薬です。眼圧の上昇をまねくこともなく、短期間でしたら副作用の心配はそれほどありません。ただ、長く使用していると角膜障害を起こすことがあります。喘息のある人は、発作の誘発に念のため注意が必要かもしれません。 ▼免疫抑制薬 ※パピロックミニ、タリムス 免疫抑制薬を有効成分とします。とくに症状が重く、一般的な抗アレルギー薬が効果不十分な春季カタルに適用します。 ▼抗炎症薬 ※AZ点眼液、ムコゾーム点眼液など 目の炎症をしずめる点眼薬です。強い薬理作用はなく、軽い症状に適します。 [PR] 人気の薬系書籍ベスト30 「くすり本NAVI 」
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おくすり110番 |