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Top Menue 他の感染の薬x11 原虫の薬

トリコモナス症の薬
フラジール内服錠/膣錠チニダゾール/膣錠

トリコモナス原虫による腟炎の治療に用います。フラジール内服錠は、ふつう1日2回1回1錠を、10日間服用します。服用中の飲酒は避けてください。尿の色が暗赤色に変わることがありますが、薬の色ですから心配いりません。内服錠のほか、膣に直接作用させる膣錠もあります。フラジールは、ほかにアメーバ赤痢やランブル鞭毛虫症の治療にも適用します。

トキソプラズマ症の薬
アセチルスピラマイシンクラリスクラリシッド、(研究班保管:スルファジアジン、ピリメタミン)

トキソプラズマは病原性は低いのですが、妊娠中に初めて感染すると胎児に悪影響をおよぼすおそれがあります。アセチルスピラマイシンは、マクロライド系の抗生物質の一種です。保険適応外になりますが、妊娠中にトキソプラズマ初感染が疑われる場合に処方されることがあります。胎内感染を予防し、赤ちゃんへの影響を避けるためです。早期服用により、胎内感染が約60%低下すると報告されています。エイズなどで抵抗力が著しく低下している人のトキソプラズマ症(脳炎)には、強力な駆虫効果をもつサルファ薬のスルファジアジンとピリメタミン、ロイコボリンによる併用療法が試みられます。

マラリアの薬
キニーネマラロンメファキンビブラマイシンダラシンミノマイシン、(研究班保管:クロロキン、プリマキン、アーテメーター/ルメファントリン、アーテスネート、キニマックス)

マラリアの日本での自然発生はありませんので、おもにマラリア流行地へ渡航のさいの予防薬として、また帰国後の輸入感染例などに用います。抗マラリア薬の選択にあたっては、その地域で流行しているマラリア原虫のタイプや薬剤耐性、重症度などを考慮します。

現在、日本で保険適用となる抗マラリア薬は、キニーネ、マラロン、メファキンの3種類です。キニーネは古くからの標準薬で、抗生物質のビブラマイシンやダラシンと併用されます。軽症例には飲み薬を、熱帯熱マラリアの重症例には注射薬(キニマックス)による強力な治療がおこなわれます。新薬のマラロンは、薬剤耐性マラリアにもよく効き、また安全性が高いことから、治療のみならず予防薬としても使いやすいです。メファキンも同様に使用されますが、効き目が悪い耐性マラリアに留意する必要があります。

クロロキンやプリマキンは国内未承認なので、必要ならば、熱帯病治療薬研究班から取り寄せる必要があります。クロロキンは世界的な標準薬ですが、薬剤耐性のため昔ほど使われなくなりました。とくに熱帯熱マラリア流行地域ではほぼ全域でクロロキン耐性が認められています。マラリア原虫の休眠体に活性を示すプリマキンは、三日熱、卵形マラリアの再発予防(根治療法)に有用です。アーテメーター/ルメファントリン、アーテスネートは、治療効果が高い新規抗マラリア薬として評価が高く、海外で推奨されています。


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<メモ>
  • 原虫は細菌より大きめの単細胞からなる微生物です。動物体内に寄生し、臓器や組織、あるいは赤血球のなかで発育・増殖します。日本で一般的にみられるトリコモナスやトキソプラズマのほか、熱帯地方に広く分布するマラリアや赤痢アメーバなども原虫の部類です。

  • マラリアは熱帯地方の一大感染症す。マラリア原虫を病原体とし、ハマダラカという蚊により媒介されます。熱帯熱マラリア原虫、三日熱マラリア原虫、四日熱マラリア原虫、卵形マラリア原虫の4種類のタイプが知られ、共通の臨床症状として発熱や悪寒をともないます。なかでも熱帯熱マラリアは高熱が連日続き、治療をおこなわないと脳症など合併症を起こし重症化しやすいです。

    
    

 
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おくすり110番