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Top Menue 腎・泌尿・痔x16 頻尿・尿失禁-2

β刺激薬
スピロペント

腹圧性の尿失禁に用いることがあります。膀胱の収縮をおさえる作用と、尿道の筋肉をしめる作用があります。もともとは喘息の薬ですが、正式に「腹圧性尿失禁」の適応が認められています。副作用として、手の震え、動悸などがあります。

三環系抗うつ薬
トリプタノールトフラニール

うつ病の薬ですが、夜尿症(オネショ)や尿失禁の治療に用いることがあります。膀胱の運動をおさえたり、尿道を閉める作用があります。心理的な要因をやわらげる効果も期待できます。副作用には、口の渇き、立ちくらみ、便秘などがあります。[参:“うつ”の薬-1]

漢方薬
猪苓湯(チョレイトウ)、清心蓮子飲(セイシンレンシイン)、当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)、加味逍遙散(カミショウヨウサン)、八味地黄丸(ハチミジオウガン)、牛車腎気丸(ゴシャジンキガン)

漢方薬は、細菌感染や基礎疾患のない尿路不定愁訴に向きます。猪苓湯と清心蓮子飲は、頻尿や残尿感を改善する代表的な処方です。ほかにも、女性向けの当帰芍薬散や加味逍遙散、男性向けの八味地黄丸や牛車腎気丸など、体全体の証(体質)に合わせていろいろな方剤が使われます。

その他
※α刺激薬(メトリジン)、女性ホルモン薬(プレマリンなど)

メトリジンは、膀胱の出口や尿道を閉めることで尿漏れを防ぎます。腹圧性尿失禁に応用されます。血圧を上げる作用がありますので、高血圧など持病のある人は医師に報告しておいてください。女性ホルモン薬のプレマリンは、閉経後に生じる尿道粘膜の萎縮に起因する腹圧性尿失禁に有効です。


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<メモ>
  • 心理的な要因で頻尿になることがあります。「神経性頻尿」とか「膀胱神経症」と呼びます(前項の神経因性膀胱とは別)。冷え性、更年期障害、ストレス、心身症、うつ状態などが背景にあるようです。症状によっては、ブラダロン(前項)、安定剤、抗うつ薬、漢方薬、女性ホルモン薬などによる治療がおこなわれます。

  • 薬剤性の尿失禁もあります。よく知られているのは、高血圧の治療に使うα遮断薬によるものです。服用中の薬は、医師に報告しておきましょう。

    
    

 
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