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Top Menue 皮膚の薬x18p ニキビ(外用)

皮膚軟化薬
イオウ・カンフルローション、(サリチル酸レゾルシン

イオウを含有する皮膚軟化剤で、古くからニキビの治療に用いられてきました。病院によっては、サリチル酸やレゾルシンを軟膏やローションに調合して用いることがあります。

レチノイド類似薬
ディフェリンゲル

ビタミンA誘導体のレチノイドと同様の作用をもつ外用剤です。角化を抑制することで、ニキビの形成や進展をおさえます。軽度から中等度の非炎症性皮疹(白ニキビ、黒ニキビ)に第一選択することが多いです。塗りはじめに皮膚乾燥など不快な皮膚症状が発現しますが、多くは一時的でしだいに軽減します。妊娠中は使用できません。

過酸化ベンゾイル製剤
ベピオゲル

抗菌作用にくわえ、角質軟化・剥離作用を合わせ持ちます。このため、炎症性皮疹(赤ニキビ)、非炎症性皮疹(白ニキビ、黒ニキビ)を問わず広く適用可能です。他の抗菌薬とは効き方が異なり、耐性菌の報告がありません。海外では標準的な外用治療剤として位置付けられ、長年にわたり使用されています。

抗菌薬
ダラシンTアクアチムゲンタシンアクロマイシン

抗菌薬(抗生物質)を含有する塗り薬です。炎症を引き起こしニキビを悪化させるアクネ菌やブドウ球菌を殺菌・除去することができます。このような作用から、赤みや腫れをともなう炎症性皮疹(赤ニキビ)の治療に有用です。とくに ダラシンTはニキビに特化した抗菌外用剤で、炎症性皮疹に対し標準的に用いられます。

配合剤
デュアック配合ゲルエピデュオゲル

デュアック配合ゲルには2種類の有効成分が配合されています。一つは抗菌薬のクリンダマイシン(ダラシンT)、もう一つは殺菌作用と角質剥離作用をあわせ持つ過酸化ベンゾイル(ベピオゲル)です。1剤で抗菌、角質改善の両効果が得られわけです。このような特性から、非炎症性皮疹(白ニキビ、黒ニキビ)と炎症性皮疹(赤ニキビ)が混在する急性期の尋常性ざ瘡に向きます。2成分を別々に併用している場合は、この薬に変更することで利便性も向上します。

エピデュオゲルは、角質改善作用をもつレチノイド様物質のアダパレン(ディフェリンゲル)と殺菌・角質剥離作用の過酸化ベンゾイル(ベピオゲル)の配合剤です。両方の相補的作用により効力が強まり、いっそうの治療効果が望めます。ただし、単剤に比べ皮膚刺激の発現割合が高いようです。このため、軽症例に初めから使うのではなく、単剤で効果不十分な場合、あるいは炎症性皮疹(赤ニキビ)が多い中等度以上の尋常性ざ瘡に用いるようにします。

その他
スタデルムベシカムニゾラール
非ステロイド抗炎症薬のスタデルムとベシカムは、赤ニキビによる酒さ様症状(赤ら顔)を緩和します。症状悪化をもたらすアクネ菌の白血球遊走能やリパーゼ活性をおさえる作用があるとされます。真菌(カビ)がかかわっている場合は、ニゾラールなど各種の抗真菌薬を用いることがあります。


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<メモ>
  • ニキビを専門的に「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」といいます。原因の一つとされるのが、ホルモンバランスの変化による皮脂の過剰分泌です。そして、毛穴が角化しふさがると内部に皮脂が溜まり、面皰(コメド)を形成します。非炎症性皮疹いわゆる‘白ニキビ’の状態です。毛穴が開口し黒色に変色し‘黒ニキビ’になることもあります。さらに、アクネ菌やブドウ球菌など細菌類が増殖すると 炎症反応により赤みや腫れを生じ、炎症性皮疹である紅色丘疹‘赤ニキビ’へと悪化します。非炎症性皮疹には角質改善薬(ディフェリン、ベピオ等)を、炎症性皮疹には抗菌薬(ダラシンT、アクアチム等)を用いるのが基本です。混在する場合はデュアック配合ゲルやエピデュオゲルがよいかもしれません。

  • 洗顔には角質を除去して皮脂を洗い流すという大切な意味があります。朝と入浴時の2回、石鹸を使ってお湯で丁寧に洗顔するとよいでしょう。蒸しタオルを顔にあて毛穴を開いてから洗顔するのもよい方法です。丁寧な洗顔は面皰の改善につながります。

  • 面皰の治療として、面皰圧子という器具で皮脂を押し出したり、ケミカルピーリングといって皮膚軟化剤を使用して角層を取り除く治療法がおこなわれます。レチノイド類似薬のディフェリンゲルや過酸化ベンゾイル製剤のベピオゲルには、ケミカルピーリングと同じような効果があるといえるでしょう。

    
    

 
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