高血圧の薬-2
▼ACE阻害薬
※カプトリル、レニベース、アデカット、タナトリル、コナン、エースコール、コバシル、ゼストリル、ロンゲスなど
ACE阻害薬は、昇圧物質「アンジオテンシンU」の生成を抑えることで、血圧を下げます。また、血糖・尿酸・脂質代謝、あるいは電解質への影響が少なく、むしろよい効果を及ぼします。高血圧症のほか、心不全や糖尿病性腎症の治療にも広く使用されようになりました。"咳"の副作用がかなりの頻度で現われます。ひどいときは早めに医師と相談してください。
▼AU拮抗薬(ARB)
※ブロプレス、ニューロタン、ディオバン、オルメテック、ミカルディス、プレミネント
多少作用機序が異なりますが、ACE阻害薬に近い降圧薬です。心臓の負担を軽くしたり、糖尿病の発症抑制効果も少し期待できそうです。ACE阻害薬に多い「咳」の副作用はほとんどありません。最後のプレミネントは、AU拮抗薬(ニューロタン)と利尿薬との合剤です。併用により降圧作用が強まり、十分血圧が下がるようになります。
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<メモ>
●どちらも安全性が高く、降圧効果も優れているで、高血圧症の治療に好んで用いられています。多くの大規模臨床試験がおこなわれ、長期予後の改善効果においても、有用性が認められています。
●ごくまれですが、注意する副作用に「血管浮腫」があります。薬の飲み始めに、顔や口の中、ノドが腫れて、ひどいときは息がしにくくなります。このときは、すぐに受診するようにしてください。
●ACE阻害薬に限らず、薬の効きすぎによる血圧の下がりすぎにも注意が必要です。飲みはじめの日とその後1週間くらい、あるいは薬を増やしたときに現れやすいものです。立ちくらみ、めまい、ふらつき、ひどいときは転倒したり、一時的に気を失うこともあります。とくにお年寄りは要注意。一気に立ち上がったりしないで、ゆっくりと動作しましょう。
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