高血圧の薬-3

▼β遮断薬
※インデラル、カルビスケン、ミケラン、テノーミン、セロケン、サンドノーム、メインテート、セレクトール、セレカル、ダイムなど

心臓を休ませて血圧を下げます。作用メカニズムは、心臓にある交感神経のβ受容体を遮断することです。これにより心臓の興奮がおさえられ、血圧が下がります。高血圧、狭心症、不整脈(頻脈)の治療に用いるほか、心筋症や心不全の治療に応用されることもあります。急に服用を中止すると、反発的に症状が悪化することがありますから、自分だけの判断で止めてはいけません。喘息のある人には向きません。

▼利尿薬
※フルイトラン、ダイクロトライド、ノルモナール、ナトリックス

体の余分な水分を塩分とともに尿に排出するお薬です。循環血液量が減るので、むくみがとれて血圧も下がります。同時に心臓の負担も軽くなります。少量であれば副作用もほとんどなく、併用薬としても優れています。ただ、量が多めになると、血液中のカリウム分が減ってしまうことがよくあります。また、糖尿病や痛風のある人は、症状を悪化させるおそれがありますので、慎重に使用します。定期的に検査を受けていれば安心です。


<メモ>
●β遮断薬と利尿薬は、日本では処方される機会のやや少ない薬です。けれど、これらの薬は、海外のいくつもの臨床試験で、脳卒中や心筋梗塞を防いだり、寿命を延ばすことが証明されています。しかも、古くからある薬で値段が安いというメリットがあります。

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