[成分]ﾍﾞﾀﾒﾀｿﾞﾝ
[代表]ｽﾃﾛﾈﾏ
[分類]ｽﾃﾛｲﾄﾞ薬
腸の炎症をしずめるお薬です｡潰瘍性大腸炎やｸﾛｰﾝ病に用います｡
1 特徴
2 注意 裂
3 効能
4 副作用獵
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1【特徴】 ↑
◆ｽﾃﾛｲﾄﾞ(副腎皮質ﾎﾙﾓﾝ)を有効成分とする注腸剤
◆大腸(直腸~S状結腸)に直接作用し､炎症をしずめ腹痛や下痢､血便を改善
◆すばやい効果が期待でき､また飲み薬や注射に比べ全身性副作用が少ない
◆寛解導入を目的とし､維持療法としては原則用いない
2【注意】裂 ↑
●使用方法や注意点､副作用について説明を受ける
●使用中の薬を医師に報告
●薬液が冷たい場合､お湯につけて体温程度に温めておくとよい
●左腰を下に横に寝て､ﾉｽﾞﾙ部分をゆっくり肛門内に挿入し､ゆっくり薬液を注入
●寛解導入での短期使用であれば､副作用の心配はそれほどない
●長期使用時は全身性副作用にも注意
●いつもと違う症状がでたら､すぐに受診
●予防接種を受けるときは､医師と相談
3【効能】 ↑
潰瘍性大腸炎､限局性腸炎
4【副作用】獵 ↑
●使用部位の刺激症状(排便感､熱感など)
●いらいら感､不眠､消化不良､食欲増進
●にきび､肌荒れ､毛深くなる､脱毛
●生理不順､むくみ､血圧上昇､高ｺﾚｽﾃﾛｰﾙ
●顔がふっくらする､肩やおなかが太る
●長期大量服用で､感染症(発熱､のどの痛み､発疹)､糖尿(のどが渇く)､胃潰瘍(胃痛､下血､吐血)､骨粗鬆症(足腰が痛い)､うつ､目の異常(見えにくい､見え方が変)､動脈硬化･血栓症(足の痛み､しびれ､胸の痛み､息苦しい､激しい頭痛､めまい)
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