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妊娠とくすり Top4.おもな薬の危険度 Sub / 糖尿病治療薬、痛風治療薬・・


糖尿病治療薬、痛風治療薬、骨・カルシウム代謝薬
区分 一般名 製 品 例 添付文書 米FDA オ4版 虎 '92
糖尿病治療薬 SU系 トルブタミド ヘキストラスチノン 禁忌 D C  
クロルプロパミド アベマイド
(ダイヤビニーズ)
禁忌 C
グリベンクラミド オイグルコン
ダオニール
禁忌  
グリクラジド グリミクロン 禁忌
グリメピリド アマリール 禁忌 C  
PA系  ナテグリニド ファスティック
スターシス
禁忌 C  
ミチグリニド グルファスト 禁忌    
ミチグリニド/ボグリボース グルベス 禁忌    
レパグリニド シュアポスト 禁忌    
DPP-4阻害薬 シタグリプチン ジャヌビア
グラクティブ
   
アログリプチン ネシーナ    
ビルダグリプチン エクア    
BG系 メトホルミン グリコラン、メトグルコ 禁忌 B C
その他 アカルボース グルコバイ 禁忌 B B3
ピオグリタゾン アクトス 禁忌 C  
配合薬 ピオグリタゾン・メトホルミン メタクト 禁忌 C  
ピオグリタゾン・グリメピリド ソニアス 禁忌 C  
ピオグリタゾン・アログリプチン リオベル 禁忌 C  
痛風治療薬 アロプリノール ザイロリック C B2  
プロベネシド ベネシッド B B2
コルヒチン コルヒチン 禁忌 D B2 4
骨・カルシウム代謝薬 アルファカルシドール
カルシトリオール
アルファロール、ワンアルファ
ロカルトロール
A~D B3 0~1
エルデカルシトール エディロール 禁忌      
エチドロン酸 ダイドロネル 禁忌 C    
リセドロン酸 アクトネル
ベネット
禁忌      
アレンドロン酸 フォサマック [*1]      
ミノドロン酸 ボノテオ
リカルボン
禁忌      
ラロキシフェン エビスタ 禁忌 X X  
バゼドキシフェン ビビアント 禁忌      
メナテトレノン(V.K2) グラケー [*1]      
イプリフラボン オステン      
<添付文書> 添付文書の記載要領と解釈について
禁忌 〜投与しないこと(妊婦禁忌)
〜投与しないことが望ま しい
〜治療上の有益性が危険を上回ると判断される場合にのみ投与すること
妊娠にかかわる「重要な基本的注意」あり
妊娠にかかわる「警告」あり
処方にさいしての事前の避妊指示(事後の対応ではありません)
処方にさいしての男性の避妊指示
<米FDA> FDA薬剤胎児危険度分類基準
<オ4版> オーストラリア基準 第4次改訂版(妊娠中の投薬とそのリスク, 医薬品・治療研究会より)
<虎 '92> 虎ノ門病院の基準(実践 妊娠と薬'92より)
<註釈> [*1] 〜安全性は確立していない(使用経験がない)


【備考】

●糖尿病のあるときは、計画的に妊娠するようにします。糖尿病自体が奇形や過体重をまねくので、事前に血糖値を正常にしておく必要があるのです。ふつう、飲み薬は使わないで、インスリン注射薬で厳格に血糖値をコントロールするようにします(100mg/dL以下)。妊娠に先立ち治療方針について医師と十分に打ち合わせをしておきましよう。


【myメモ】
※糖尿病
計画妊娠によって、糖尿病による胎児奇形をはじめとした周産期異常や母体合併症進行の予防が可能である。特に受胎後8週間の高血糖は催奇形性が強くまた胎児の過体重を惹起することから食前・食後血糖とともに100mg/dL以下、HbA1cみ正常とする。コントロール不良の場合は児に4〜6%の頻度で奇形が生まれる。(今日の治療薬)
※Metformin(メトホルミン)
No increase in anomaly rate above baseline for diabetic.[Perinatology.com/Drugs in Pregnancy and Lactation]
糖尿病における平均的な奇形発現率を上回ることはない。
ラロキシフェン(エビスタ)
本剤は妊娠兎に投与すると生殖器系の発達に異常をきたす。ヒト妊婦に対しても同様な作用をもつ可能性がある。[妊娠中の投薬とそのリスク(オーストラリア医薬品評価委員会 Medicines in Pregnancy)]

    
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おくすり110番