![]() [Home] |
|
![]() ![]() ![]() |
▼ポリエン系 ※ファンギゾン 真菌の一種、カンジダによる消化管の感染症に用います。シロップは、口のなかや食道についた菌を殺菌したり、広がるのを防ぐ目的で使用されています。口内を時間をかけてクチュクチュすすいだ後に飲み込んでください(飲んでも、ほとんど吸収はされません)。注射薬は、真菌による重い肺炎や髄膜炎など体内の真菌症の治療に用います。 ▼フッ化ピリミジン系 ※アンコチル 消化管、肺、膀胱、髄膜など内臓の真菌感染症の治療に用います。効果をあげるため、上記ファンギゾンと併用することもあります。腎臓の働きの悪い人は、医師に伝えてください。服用量を少な目にする必要があります。また、服用中の薬があるときも、必ず医師に報告しておきます。抗がん剤のティーエスワンとの併用が禁止されています。 ▼アゾール系・アリルアミン系 ※イトリゾール、ラミシール、ネイリン、ジフルカン、フロリード、ブイフェンド 内臓の真菌感染症に用いるほか、イトリゾールとラミシールおよびネイリンは、塗り薬で治りにくい爪の水虫や角化型の水虫に処方されることが多いです。フロリードには、ゲル、膣坐薬、塗り薬、注射薬があり、感染部位に応じて使い分けます。この系統には飲み合わせの悪い薬がたくさんあります。服用中の薬は必ず医師に報告しておきましょう。なお、塗り薬については「皮膚の薬/水虫の薬」を参照ください。 ▼イミダゾール系 ※エンペシドトローチ エイズの患者さんにみられる口腔カンジダ症の治療に用いるトローチ剤です。水虫などに用いる塗り薬については「皮膚の薬/水虫の薬」を参照ください。 ▼ニューモシスチス肺炎の薬 ※バクタ、バクトラミン、サムチレール、ベナンバックス(注射) ニューモシスチス肺炎(カリニ肺炎)に第一選択されるのがサルファ薬のバクタやバクトラミンです。ただし、いろいろな副作用がでやすく、中止を余儀なくされることが少なくありません。サムチレールは治療効果ではバクタに劣るものの、副作用が少なく長期服用も比較的容易です。このため、バクタが副作用で使用できない場合の代替治療薬として推奨されます。ベナンバックスは予防薬として吸入療法をおこなうことがあります。いずれも、ニューモシスチス以外の真菌には適用しません。 [PR] 人気の薬系書籍ベスト30 「くすり本NAVI 」
![]() |
↓スポンサーも訪れて下さいネ | 投げ銭してネ ! | |
![]() |
||
Good luck & Good by ! | ||
おくすり110番 |