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▼免疫調節薬-1 ※メタルカプターゼ、リマチル、アザルフィジンEN 軽症から中等度の関節リウマチに向く抗リウマチ薬です。詳しい作用機序はわかっていませんが、免疫系を調整し、関節の炎症や痛みをしずめます。一般的な鎮痛薬と違うのは、関節の破壊を防ぐ可能性がある点です。ただし、鎮痛薬やステロイド薬と比べ、効果の発現が遅く、また効き方に個人差があります。3カ月以上続けても効果がないのなら、別の抗リウマチ薬に切り替えなければなりません。 メタルカプターゼは金属解毒薬として古くからある薬剤です。その後、免疫調節作用があることがわかり、抗リウマチ薬として適応を拡大しています。効果が高く、3人に2人くらいの割合で有効です。副作用がやや多いのが難点で、発疹がでやすく、ときに腎障害を起こします。リマチルは、メタルカプターゼを改良した薬剤で、少し副作用が軽減されているようです。 アザルフィジンENは、サラゾスルファピリジンを有効成分とする腸溶性製剤として開発されました。もともと、潰瘍性大腸炎の治療に用いられていましたが、関節リウマチに対しても よい効果を示します。よく効く人の割合は、半分くらいです。副作用として、発疹がよくみられ、まれに肝障害をともなうことがあります。尿が橙色になるのは、薬の色なので心配いりません。 ▼免疫調節薬-2 ※リドーラ、オークル、モーバー、カルフェニール、ミノマイシン リドーラは金を含有する金製剤です。関節の炎症部位に蓄積された金が免疫系に作用し、腫れをしずめます。飲み薬よりも効果が高い注射薬の金製剤もあります(別項)。オークルとモーバー、カルフェニールは日本で開発された抗リウマチ薬です。どれも作用がゆるく、効果もゆっくりです。副作用が少ない点は安心ですが、実感できるほどの効果はあまり期待できないかもしれません。このため、重症例ではなく、早期のごく軽い症状に向きます。 ミノマイシンはテトラサイクリン系の抗生物質に分類されますが、本来の抗菌作用とは別に免疫系に対する作用を持ちあわせています。この作用にもとづく特殊な用法として、関節リウマチの治療に応用されることがあります。とくに、他の抗リウマチ薬による肺障害の副作用が心配されるときなど有用です。比較的少量を長期に用いることになります。長期使用時の特異な副作用として、手足に色素沈着があらわれることがあります。 [PR]
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