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Top Menue 血圧と脳卒中x9 脳梗塞の薬-1

抗血小板薬
※アスピリン(バイアスピリンバファリン81mgタケルダ)、パナルジンプラビックスプレタール

アスピリンに代表されるお薬です。血小板の働きを抑えて血液を固まりにくくし、脳の血管がつまるのを防ぎます。とくに、脳の太い動脈がコレステロールなどで狭くなることで起こる「アテローム血栓性梗塞」、あるいは頚動脈の硬化による一過性脳虚血発作に有効とされます。副作用は少ないほうですが、出血傾向がみられることがあります。また、アスピリンでは、胃炎や胃潰瘍にも注意が必要です。パナルジンの飲み始めは、2週に1回必ず血液と肝臓の検査をおこなうようにします。

抗凝固薬
ワーファリンプラザキサリクシアナイグザレルトエリキュース

これらは、とくに心原性脳塞栓症に有効です。このタイプの脳梗塞は、不整脈(心房細動)などにより心臓で生じた血の固まりが脳に運ばれ脳血管がつまることで起こります。ビタミンK拮抗薬のワーファリン、トロンビン阻害薬のプラザキサ、FXa阻害薬のリクシアナとイグザレルト、エリキュース、各系統で作用メカニズムが違いますが、どれも血液の凝固系にブレーキをかけ血液を固まりにくくします。効き目がよい反面、共通の副作用として注意しておきたいのは効きすぎによる出血です。鼻血や歯肉出血など出血傾向がみられたら、すぐ医師に連絡してください。また、抜歯や手術の予定のあるときは、早めに医師と相談しておきましょう。

ワーファリンは心原性脳塞栓症の昔からの標準薬ですが、処方のさいは頻回に血液凝固能の検査をおこない用量を適切にコントロールする必要があります。また、納豆やクロレラは、ワーファリンの作用を弱めるので控えなければなりません。一方、新薬のプラザキサや、FXa阻害薬のリクシアナとイグザレルト、エリキュースは凝固モニタリングが不要で、用量調節に神経をそそぐ必要がありません。そして、ワーファリンにまさるとも劣らない効果が期待でき、出血リスクも同等かそれ以下です。ワーファリンのように食事の影響を受けることがなく、薬物相互作用が少ない点もメリットです。いずれもワーファリンに変わる新薬として期待されますが、抗凝固薬の裏腹の副作用として出血の危険性があることは同じです。


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<メモ>
  • 脳梗塞のことを“虚血性脳卒中”ともいいます。脳の血管がつまり虚血を生じ、その先の脳組織がダメージを受けてしまうのです。さらに発現機序や部位などにより、「アテローム血栓性梗塞」、「心原性塞栓」、「ラクナ梗塞」の3つのタイプに分かれます。また、重い梗塞にいたらないまでも、一時的に脳血流が途絶える「一過性脳虚血発作」という症状もあります。手足のまひ、言語障害などが現れますが、24時間以内に回復するものをいいます。

  • 海外の大規模臨床試験で、アスピリンの脳梗塞に対する効果はほぼ実証されています。けれど、日本人に多い小さな血管が詰まるタイプの「ラクナ梗塞」には、慎重に使用するべきかもしれません。旧厚生省研究班による約3年間にわたる追跡調査では、ラクナ梗塞に対するアスピリンの再発予防効果は認められず、かえって脳出血の発症率が高くなる傾向がみられました。

    
    

 
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