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病気禁忌Top消化性潰瘍 |  薬効別List

3- 4. 消化性潰瘍における禁忌薬 -5
消化性潰瘍は、消化管に窪んだ傷口ができる病気です。胃潰瘍では、胃痛や吐き気をもよおしたり、ときに出血を起こし下血や吐血をみます。薬によっては、そのような消化性潰瘍をさらに悪化させてしまうことがあります。たとえば、痛み止め・解熱薬として広く用いられている抗炎症・解熱鎮痛薬(NSAIDs)。この部類は、胃粘膜の血流量を減少させ、胃酸に対する抵抗力を弱めるため、胃潰瘍があるのなら原則禁止です。

ほかにも、出血を助長するおそれのある抗血栓薬のワーファリン(ワルファリンカリウム)やパナルジン(チクロピジン)、関節リウマチ治療薬のリドーラ(オーラノフィン)など、注意を要する禁忌薬がいくつかあります。また、プレドニンに代表されるステロイド薬は、絶対的な禁忌には当たりませんが、必要性が低いのならできるだけ避けるようにします。ステロイドには肉芽組織増殖抑制作用があり、潰瘍治癒に悪影響をおよぼす可能性があります。

<主な医薬品>
分類 薬品 成分 禁忌 備考
抗炎症・解熱鎮痛薬
(NSAIDs)
バファリン アスピリン 消化性潰瘍 PG合成阻害

※サイトテック治療中は慎重投与
※消化性潰瘍の既往歴は慎重投与
※潰瘍性大腸炎、クローン病は慎重投与
※急性腹膜炎などに坐薬を例外使用
ロキソニン ロキソプロフェン 消化性潰瘍
ボルタレン ジクロフェナク 消化性潰瘍
ブルフェン イブプロフェン 消化性潰瘍
モービック メロキシカム 消化性潰瘍
アセトアミノフェン
カロナール
アセトアミノフェン 消化性潰瘍 PG合成阻害(弱)
トラムセット アセトアミノフェン
トラマドール
消化性潰瘍
ソランタール チアラミド 消化性潰瘍
感冒薬
(NSAIDs)
PL顆粒 サリチルアミド、他 消化性潰瘍 PG合成阻害
鎮咳薬
(アセトアミノフェン)
カフコデ アセトアミノフェン、他 消化性潰瘍 PG合成阻害(弱)
抗ヒスタミン薬 タベジール クレマスチン 狭窄性消化性潰瘍
幽門十二指腸閉塞
消化管運動抑制
ポララミンは慎重投与
ペリアクチン シプロヘプタジン 狭窄性胃潰瘍 胃内容の停滞に伴う胃酸分泌亢進
自律神経薬 ベサコリン ベタネコール 消化性潰瘍 副交感神経刺激
アボビス アクラトニウム 消化性潰瘍(活動期)
過敏性腸症候群治療薬 コロネル ポリカルボフィルカルシウム 潰瘍性結腸炎 症状悪化
抗血栓薬・抗血小板薬 ワーファリン ワルファリン 消化管潰瘍(出血) 出血助長
パナルジン チクロピジン 消化管潰瘍(出血)
アンプラーグ サルポグレラート 消化管潰瘍(出血)
エパデール イコサペント酸エチル 消化管潰瘍(出血)
関節リウマチ治療薬 リドーラ オーラノフィン 消化性潰瘍 症状悪化
コルベット、ケアラム イグラチモド 消化性潰瘍 消化性潰瘍を更に悪化
抗がん薬 エストラサイト エストラムスチン 消化性潰瘍 症状悪化




< “消化性潰瘍”に関する禁忌項目がある医薬品リスト >

抽出キーワード:消化性潰瘍、消化管潰瘍、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎、潰瘍性結腸炎
解熱鎮痛消炎剤 総合感冒剤 自律神経剤 降圧剤 鎮咳剤 止瀉、整腸剤 健胃消化剤 他の消化器官用薬 鎮痛、鎮痒,収れん,消炎剤 血液凝固阻止剤 他の血液、体液用薬 他の代謝性医薬 アルキル化剤 抗ヒスタミン剤 刺激療法剤

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