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Top Menue 女性の薬(1)x17 更年期障害

女性ホルモン薬
プレマリンジュリナエストリールエストリオールエストラジオールディビゲルル・エストロジェルプロベラヒスロンメノエイドコンビパッチ

これらの女性ホルモンを補うことで、更年期障害のつらい症状が緩和し心身が楽になります。とくに、のぼせや発汗など血管運動神経症状に効果が高いです。一方で、血栓症や乳がんのリスクがわずかに高まることが知られています。医師とよく話し合い、リスク・ベネフィットを十分理解したうえで治療にあたりましょう。ホルモン補充療法については次項で詳しく述べます。

漢方薬
加味逍遙散(カミショウヨウサン)、桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)、桃核承気湯(トウカクジョウキトウ)、当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)

更年期障害にいちばんよく使われる漢方薬が加味逍遙散です。ことに上熱下寒いわゆる“冷えのぼせ”によい効果があるといわれます。桂枝茯苓丸と桃核承気湯は、下腹部に圧痛を認めるなど“お血”(血流停滞)の所見がみられるときに用います。前者は体力が中くらいの人に、後者は比較的体力があり便秘がちの人に適します。女性の聖薬ともいわれる当帰芍薬散は、色白で冷え症、やせ型で体力のない人に最適です。ほかにも、証(体質)に合わせていろいろな方剤が使われます。[漢方薬/更年期障害]の項も合わせてお読みください。

その他
ハイゼットユベラ、鎮痛薬、安定剤、抗うつ薬、睡眠薬

ハイゼットには自律神経を安定させる作用があるといわれます。ビタミンEのユベラは、ホルモンバランスを調整したり、体の血行をよくして冷え症状を改善します。そのほか対症療法的に、痛みに対しては鎮痛薬を、精神症状がひどければ安定剤や抗うつ薬を、寝つきが悪ければ睡眠薬などを用いることがあります。


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<メモ>
  • 更年期障害は、女性ホルモンの急激な変化に体がついていけない状態です。ほてり、発汗、冷え、動悸、イライラ、くよくよ、不眠、頭痛、肩こり、腰痛・・程度も症状もまちまちですが、人によっては耐えがたい苦痛になります。つらいようでしたら、がまんしないで婦人科などで診てもらうとよいしょう。

  • ある意味、更年期障害は自然な現象で、女性の“あかし”でもあります。程度にもよりますが、薬をむやみに使わなくても、心と体をリラックスさせて上手に乗り切ることもできると思います。おいしいものを食べにいったり、ゆっくり入浴して体をあたためたり、読書をしたり、散歩をしたり、無理をしないで自分なりにゆったりできる工夫をしてみてください。

    
    

 
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おくすり110番