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Top Menue 皮膚の薬x18p 湿疹(外用)-2

非ステロイド薬
フエナゾールコンベックスタデルムベシカムジルダザック

抗炎症作用はステロイドほど強くありませんが、皮膚萎縮がなく皮膚の抵抗力を落とすこともありません。このため、ステロイドが使いにくい顔の湿疹や、帯状疱疹などに使われます。人によっては”かぶれ”を起こすことがあります。かえって、症状がひどくなるようでしたら、早めに受診してください。

その他-1
亜鉛華軟膏アズノール軟膏

作用はおだやかで、炎症の軽い部位に適します。ステロイドのような劇的な効果は期待できませんが、皮膚保護薬として長期に用いることができます。副作用はほとんどありません。

その他-2
ニゾラールレスタミンオイラックス

ニゾラールは抗真菌薬ですが、「脂漏性皮膚炎」に有効とされます。脂漏性皮膚炎の原因はよく分かっていませんが、原因の一つとして真菌(カビ)の関与が推測されています。カユミ止めを主成分とするレスタミンとオイラックスは、カユミをともなう軽い湿疹に向いています。オイラックスは、疥癬(ダニの一種)にも有効です。

その他-3
※メントール系外用薬

一時的なカユミをおさえるのに効果的です。炎症をとる作用はほとんどありません。掻き傷のあるところや、ジュクジュクしているところに使うと しみることがありますので注意してください。この手の薬は、病院ではほとんど使われません。市販薬としてはムヒやウナ、メンソレータムなどがあります。

保護・保湿薬
ワセリンプロペト尿素軟膏(ウレパール、ケラチナミン、パスタロン)、ヒルドイド亜鉛華軟膏アズノール軟膏、ツバキ油、オリーブ油など

皮膚の防御機能を高めることで、湿疹の悪化や再燃を予防します。まれに‘かぶれ’を起こしますので、体にあっているものを使うことが大切です。医師の了解をとる必要はありますが、市販されている保湿クリームやローションにも良質ものがあります。感じのよいものがあれば使用してもよいでしょう。1日2回、朝と入浴直後に塗ると効果的です。


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<メモ>
  • 皮膚が乾燥すると、炎症を起こしやすくなりカユミもひどくなるものです。皮脂欠乏性湿疹やアトピー性皮膚炎では、日頃のスキンケアが大切です。保護・保湿薬によるスキンケアを中心に、皮膚の清潔と保湿を心がけましょう。スキンケアを怠ると、外用療法で治った皮膚炎が再発しやすくなります。根気よく続けてください。

    
    

 
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おくすり110番