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Top Menue 心の薬x16 パニック障害の薬

抗不安薬(BZ作動薬)
コンスタンソラナックスセルシンワイパックスセレナールメイラックスセパゾンレキソタンエリスパンリーゼデパス、(リボトリール

脳の神経をしずめて不安発作をおさえます。また、心因的な不安や緊張感もやわらげます。すばやい効果が期待できるので、パニック発作時や急性期治療に適します。広場恐怖のあるときは外出時に頓服することも可能です。リボトリールの正式な適応症は‘てんかん’ですが、パニック障害の治療にもよく使われています。[参:不安・緊張の薬]

SSRI
パキシルジェイゾロフトルボックスデプロメールレクサプロ[参:‘うつ’の薬-3]

パニック障害の維持治療に用いられることが多くなりました。抗うつ作用とともに、抗不安作用をあわせ持ちます。パキシルとジェイゾロフトは、パニック障害を正式な適応症とします。よく効いてくるまでに数週間かかることがありますので、指示通りに続けましょう。

SNRI、NaSSA
トレドミンサインバルタイフェクサーレメロンリフレックス

正式な効能として承認されていませんが、これらの新規抗うつ薬もパニック障害に応用されることがあります。抗うつ薬の効果や副作用の発現には個人差があるので、SSRIで効果不十分または副作用で使いにくい場合などに用いられます。

三環系抗うつ薬
トリプタノールトフラニールアナフラニールなど

古くからある抗うつ薬です。よい効果が期待できますが、副作用がややでやすのが欠点です。最近は、SSRIなど他の抗うつ薬に処方が移っています。[参:‘うつ’の薬-1]


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<メモ>
  • 「パニック障害」が注目されるようになったのは最近のことです。わりとポピュラーな病気ですが、それまでは神経症とかヒステリーと診断されることが多かったようです。突然の強い不安や恐怖により、呼吸困難、動悸、発汗、混乱、めまいなどの激しい症状があらわれ、ときに死を予感します。発作はまもなく回復しますが、「また起きるのではないか」という予期不安から、電車に乗れなくなったり、外出できなくなる「広場恐怖」につながります。治療には、抗不安薬や抗うつ薬を用います。行動療法など非薬物療法も効果的です。

  • パニック障害は、単に心の問題「心因性」によるものではなく、脳内の神経伝達物質の異常放出などによる「内因性」の病気とも考えられます。心の問題「心因性」と、脳の働き具合「内因性」の両面から捉える必要があります。このことは、ある意味多くの精神疾患にいえることです。心の病気と体の病気は単純には切り離せないのです。

    
    

 
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おくすり110番