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Top Menue 皮膚の薬x18p 水虫の薬

アゾール系抗真菌薬(外用)
エンペシドマイコスポールオキナゾールフロリードDパラベールニゾラールエクセルダームアデスタンアトラントアスタットルリコンクレナフィンルコナック

水虫の治療には、抗真菌薬を有効成分とする塗り薬が使われます。エンペシドからルリコンまではアゾール系のうちのイミダゾール系、クレナフィンだけはトリアゾール系に細分類されます。この系統は、強い抗真菌活性と幅広い抗真菌スペクトルを特徴とし、水虫の原因菌である白癬菌(皮膚糸状菌)にくわえカンジダや癜風菌にも有効です。殺菌的に作用するので、きちんと治療すれば完全に治せます。その第一のポイントは「根気よく続ける」こと。第二は「広めに塗る」ことです。菌を完全に死滅させるためです。

製品ごとにクリーム、軟膏、液剤の3種類が販売されています。これを、症状や部位、使い勝手などを考慮して使い分けます。一般的には、どんな症状にも使いやすいクリームが処方されることが多いです。じゅくじゅく湿潤している患部には、軟膏もしくはクリームが無難かもしれません。液剤は浸透力が強く効果もよいのですが、刺激が強いのが欠点です。皮膚が厚く角質化している部分に液剤を用いるとよいでしょう。使用回数は製品により異なり1日2〜3回、もしくは1日1回です。比較的開発が新しいアトラント、アスタット、ルリコンは抗菌力が強く、かつ角質浸透性・貯留性が高いことから1日1回の塗布で済みます。

おしまいの2つクレナフィンとルコナックは、爪の水虫‘爪白癬’を適応症とする外用剤です。他の塗り薬と違うのは、爪透過性に優れ高濃度で浸透することです。このため、爪の内側や爪の下の皮膚に存在する白癬菌に対しても十分な抗真菌活性を発揮できるのです。完全治癒率は経口抗真菌薬(下記)に比べ劣りますが、爪白癬に対する新たな治療の選択肢として期待できます。副作用や薬物相互作用により内服療法が困難な場合に単独で用いるほか、経口抗真菌薬との併用療法もおこなわれます。

【備考】
爪白癬の治療は、治癒率が高いイトラコナゾール(イトリゾール)やテルビナフィン(ラミシール)による内服療法が推奨されます。一方で、副作用や薬物相互作用の問題から、肝臓病のある人や合併症の多い高齢の人には使いにくく敬遠されがちです。このような場合に、この薬(ルコナック)やエフィナコナゾール(クレナフィン)による外用療法が治療選択肢となります。


その他の抗真菌薬(外用)
ラミシールメンタックスボレーペキロンハイアラージンゼフナート

ラミシールはアリルアミン系、ペキロンはモルホリン系、メンタックスとボレーはベンジルアミン系、ハイアラージンとゼフナートはチオカルバミン系になります。これらも白癬菌に強い抗真菌活性をもち、アゾール系抗真菌薬と同様に水虫の治療に広く用いられています。ただし、カンジダに効かないものがあり、メンタックスとボレー、ハイアラージン、ゼフナートの4製品はカンジダ症には適用しません。

抗真菌薬(内用)
イトリゾールラミシール

飲み薬の抗真菌薬‘経口抗真菌薬’です。内服療法がおこなわれるのは、塗り薬で治りにくい爪白癬や角化型の水虫などに対してです。とくに爪の水虫‘爪白癬’に処方される機会が増えてきました。この場合、爪が生え変わり、菌が完全に排除されるまでの間、3カ月から1年間くらい飲み続けなくてはいけません。根気よく続けることが大切です。イトリゾールによるパルス療法(短期大量間欠療法)は、多めの量を集中的に飲む治療法で、比較的短期間での治癒が望めます。副作用として、ときに腹痛や吐き気、下痢などの胃腸症状があらわれ、まれに肝障害を起こします。飲み合わせに注意が必要ですので、使用中の薬は必ず医師に報告しておきましょう。


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<メモ>
  • カビの仲間を専門的に‘真菌’といいます。俗にいう水虫は、真菌のうちの白癬菌(皮膚糸状菌)が足の皮膚に寄生したもので‘足白癬’と呼ばれています。白癬菌は足だけでなく体のあちこちに感染します。たとえば、爪白癬(爪水虫)、体部白癬(ぜにたむし)、陰股部白癬(いんきんたむし)、頭部白癬(しらくも)などがそうです。皮膚真菌症の多くは白癬菌が原因ですが、ほかにもカンジダや癜風菌によるものがあります。カンジダ症は抵抗力が落ちているとき、癜風は高温・多湿で発症しやすいです。

  • カビの仲間を専門的に‘真菌’といいます。俗にいう水虫は、真菌のうちの白癬菌(皮膚糸状菌)が足の皮膚に寄生したもので‘足白癬’と呼ばれています。爪白癬(爪水虫)、体部白癬(ぜにたむし)、陰股部白癬(いんきんたむし)、頭部白癬(しらくも)なども白癬菌によるものです。皮膚真菌症の多くは白癬菌が原因ですが、ほかにもカンジダや癜風菌によるものがあります。カンジダ症は抵抗力が落ちているとき、癜風は高温・多湿で発症しやすいです。

  • 水虫をふくめ大部分の皮膚真菌症は塗り薬で治療可能です。ふつう治療開始後2〜3週間もすると症状が改善してきます。けれど、皮膚の奥の角質層の菌が完全に死んだわけではありません。完全に治すには、角質層に潜む菌が死滅するまで、更に1〜2カ月続ける必要があります。とくに足の裏など角質層が厚い部分では半年以上続けないと完治しないことがあります。指示された期間根気よく続けてください。

  • 爪白癬の治療は、治癒率が高いイトリゾールやラミシールによる内服療法が推奨されます。一方で、副作用や薬物相互作用の問題から、肝臓病のある人や合併症の多い高齢の人には使いにくく敬遠されがちです。このような場合、外用爪白癬治療薬のクレナフィンやルコナックによる外用療法が治療選択肢となります。

    
    

 
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