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▼ビタミンD3外用剤 ※ボンアルファ、ドボネックス、オキサロール 乾癬の治療に標準的に用いられるのが活性型ビタミンD3外用剤です。ビタミンD3には、皮膚が作られる周期を正常化し、角質が多くなるのをおさえる作用があります。これを塗布することにより、皮膚の新陳代謝が改善され、紅斑や鱗屑といった乾癬特有な皮膚症状が改善されるのです。副作用として一つあげるとすれば高カルシウム血症です。とくに腎臓病のある人や広範囲に用いる場合など要注意。患部にだけ塗るようにし、健全な皮膚に塗り広げないようにしましょう。単独で用いるほか、ステロイド外用剤との併用療法も広くおこなわれています。 ▼ステロイド外用剤 ※ロコイド、キンダベート、アルメタ、フルコート、リンデロンV、リドメックス、ネリゾナ、テクスメテン、リンデロンDP、マイザー、アンテベート、メサデルム、フルメタ、トプシム、ジフラール、デルモベート、コムクロシャンプー ステロイド外用剤は乾癬にも有用です。強弱で5段階に分類され、また軟膏、クリーム、ローションなどさまざまな製剤があり、これらを重症度や病変部位により使い分けます。寛解導入には強力な製剤を用い、症状が良くなったら弱いものに切り替え、その後休薬して様子をみるといった使い方が一般的です。体には軟膏やクリームが汎用されますが、頭部乾癬にはローションが適当です。コムクロシャンプーは頭部乾癬に短時間接触療法として用いられます。乾癬の部分はステロイドの副作用がでにくいとされますが、安易に漫然と使用することなく、ときどきの症状に対処することが大事です。 ▼ビタミンD3・ステロイド配合剤 ※ドボベット、マーデュオックス 活性型ビタミンD3とステロイドを配合した軟膏です。相加作用による速やかな効果発現と高い有効性が期待できます。前者はカルシポトリオール(ドボネックス)とベタメタゾンジプロピオン酸エステル(リンデロンDP)、後者はマキサカルシトール(オキサロール)とベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステル(アンテベート)の組み合わせです。配合剤ですので、別々に塗布したり重ね塗りをする手間が省けます。塗布回数も1日1回で治療が楽です。このような利点から、外用療法が適用可能な乾癬に対する第一選択薬のひとつとして国内外で用いられています。 ▼その他 ※サリチル酸軟膏、尿素軟膏(ウレパール、ケラチナミン) 角質をはがしたり、皮膚にうるおいを与えます。補助的に用いることがあります。 [PR] 人気の薬系書籍ベスト30 「くすり本NAVI 」
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Good luck & Good by ! | ||
おくすり110番 |