概説 |
皮膚の角化をおさえる塗り薬です。おもに、乾癬の治療に用います。 |
作用 | 
- 【働き】

- 乾癬(かんせん)は、皮膚に赤い斑点ができ、そこに多量のフケや銀白色のカサブタを生じる皮膚病です。このフケは、皮膚の角質の増殖が異常に早くなることで生じます。
このお薬の有効成分は、ビタミンDの一種です。角質の増殖をおさえ皮膚の新陳代謝を正常にする働きがあります。乾癬など皮膚の角化症状を改善するのに用います。

- 【薬理】

- 表皮の角化細胞にあるビタミンD受容体と結合して、細胞増殖亢進、分化(角化)異常、皮膚免疫細胞の異常などを正常化します。
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注意 |
 【診察で】
- 持病やアレルギーのある人は医師に伝えておきましょう。
- 市販薬を含め服用中の薬を医師に教えてください。

- 【注意する人】

- 腎臓の悪い人や、高カルシウム血症のある人は、慎重に使用する必要があります。

- 【飲み合わせ・食べ合わせ】

- 薬の飲み合わせによっては、血液のカルシウム値が上昇する可能性があります。
- 飲み合わせに注意..カルシウム薬、骨粗鬆症治療薬(ビタミンD)、降圧利尿薬、シクロスポリンなど。
 【使用にあたり】
- 医師から指示された範囲内で使用してください。決められた患部以外には塗らないようにしましょう。目や粘膜には使用できません。
- 使用後はよく手を洗い、軟膏が目や口、傷口などに付着しないように注意しましょう。
- ふつう、1〜2カ月で効果がでてきます。もし、少しもよくならないのなら、その後の継続について医師と相談してください。

- 【検査】

- 血液や尿中のカルシウム値をチェックしたり、腎機能検査をおこなうことがあります。

- 【食生活】

- 乾癬は、日光浴により症状が軽くなることがあります。
 【備考】
- 乾癬(かんせん)は、わりとポピュラーな皮膚病です。皮膚科外来の約1%が乾癬ともいわれています。
- 乾癬は見ためが悪く、精神的な苦痛をともなうものです。けれど、人にはうつりませんし、内臓に波及することもありません(関節炎をともなうことがあります)。残念ですが、今のところ乾癬そのものを治せる薬はありません。症状を上手におさえながら、気長に根気よく治療を続ける必要があります。
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効能 |

- 【一般】

- 乾癬、魚鱗癬、掌蹠膿疱症、掌蹠角化症、毛孔性紅色粃糠疹。

- 【ボンアルファハイ軟膏】

- 尋常性乾癬

- 【ボンアルファハイローション】

- 尋常性乾癬(ただし、他の外用療法で十分な効果が認められない皮疹、あるいは難治性の皮疹)
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用法 |

- 【一般】

- 通常1日2回適量を患部に塗布する。

- 【ボンアルファハイ】

- 通常1日1回適量を患部に塗布する。
- 注意:1日の使用量は本剤として10gまでとする。ただし、他のタカルシトール外用剤と併用する場合には、1日の投与量はタカルシトールとして200μgまでとする。
※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。 |
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副作用 |
塗り薬ですので、副作用は少ないです。塗布時の軽い刺激感は心配いりません。もしも、赤みやカユミがひどくなるようでしたら早めに受診してください。
全身性の副作用はまずありませんが、ときに、血液中のカルシウムが増えて、腎臓に悪い影響を与えるおそれがないともいえません。とくに、もともと腎臓の悪い人、バリア機能が低下している重度の皮疹に用いる場合、また高単位製剤を広範囲に用いる場合など、要注意です。
 【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
- 高カルシウム血症..だるい、いらいら感、かゆみ、食欲不振、吐き気、お腹がはる、腹痛、頭痛、めまい、脱力、筋肉痛、筋力低下。
 【その他】
- かゆみ、発赤、刺激感、ヒリヒリ感
- 血清カルシウム上昇
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