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Top Menue ビタミン・栄養x18 ビタミンK

ビタミンK
ケーワンカチーフケイツーグラケー

ビタミンKは、血液の凝固系に関係しています。不足すると、血液を固めるのに必要な凝血因子「プロトロンビン」という蛋白質がつくれず、血が止まりにくくなったり、出血しやすくなります。

本来、ビタミンKは不足しにくいビタミンです。けれど、肝臓や腸などに特別な病気があるときは別です。また、生まれたばかりの赤ちゃんは、ビタミンKの吸収や代謝が弱いため、出血を起こしやすく、血便がでたりします。このようなときに、ビタミンKを補給します。赤ちゃんの出血予防には、ビタミンKの注射をしたりシロップを飲んだりします。

もう一つのビタミンKの役目に、骨の形成があります。骨をつくる骨芽細胞の働きを助ける作用があります。グラケーは、ビタミンK2の高単位製剤で、高齢の人に多い骨粗鬆症の治療に用いられています。

ビタミンKは脂溶性ビタミンですが、とりすぎの心配はまずありません。副作用もほとんどなく、まれに吐き気や軽い下痢をする程度です。


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<メモ>
  • 抗生物質を飲み続けると、ビタミンKが不足してくることがあります。ビタミンKを作る腸内細菌が減ってしまうためです。また、抗凝固薬のワーファリンが効きすぎると出血しやすくなります。このようなときにも、ビタミンKの注射薬が有効です。

  • ビタミンKをたくさん補給できるのは納豆です。好みがあると思いますけど、骨の弱い人にオススメです。そのほか、ブロッコリー、ほうれん草など野菜類、海草、肉、乳製品などいろいろな食物に含まれています。

    
    

 
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