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Top Menue 女性の薬(1)x17 生理痛の薬-2

女性ホルモン薬(EP配合剤)
ルナベルヤーズジェミーナ、各種避妊薬、プラノバールソフィアA/

卵胞ホルモン(E:エストロゲン)と黄体ホルモン(P:プロゲステロン)を含有する いわゆるピルと呼ばれるEP配合剤です。これらを周期的に服用していると、排卵が抑えられ、生理が軽くなります。治療の対象となるのは、激しい痛みで生活に支障がでるような状態‘月経困難症’と診断された場合です。一般的な機能性月経困難症のほか、子宮内膜症などによる器質性月経困難症にも使用できます。子宮内膜症においては病巣の活動が低下し、病巣の拡大・悪化を防ぐ効果も期待できます。

ルナベル、ヤーズ、ジェミーナは、月経困難症の治療に特化した低用量EP配合剤になります。卵胞ホルモンの低用量化により血栓や乳がんのリスク低減がはかられているのが特徴です。従来の28日周期法に加え、124日周期法(ヤーズ)と84日周期法(ジェミーナ)が開発されおり、月経パターンを踏まえ、患者さんの好みやライフスタイルに応じて選択可能です。避妊薬にも同様の効果がありますが、あくまで避妊が目的なので保険は利きません。古くからのプラノバールとソフィアは、生理痛や生理不順をふくめ女性特有のさまざまな症状に汎用されてきた中用量EP配合剤になります。

漢方
桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)、桃核承気湯(トウカクジョウキトウ)、大黄牡丹皮湯(ダイオウボタンピトウ)、加味逍遙散(カミショウヨウサン)、当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)、五積散(ゴシャクサン)、当帰建中湯(トウキケンチュウトウ)、芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)など

漢方薬は、西洋薬の鎮痛薬のように今起きている痛みをすぐに止めるのは得意ではありません。一般的には、体質改善的な意味合いを含めて処方されます。漢方では、月経トラブルを”お血”(おけつ)という概念でとらます。”お血”とは血流の停滞をあらわし、出血にもつながるものです。生理痛や生理不順には、この”お血”を改善する方剤がよく処方されます。桂枝茯苓丸はその代表で、体力が中くらいの人を中心に広く使われています。もし、便秘がちでガッチリタイプであれば、桃核承気湯もしくは大黄牡丹皮湯などが適当です。加味逍遙散は、頭痛や肩こり、のぼせ、足の冷え、不眠など不定愁訴の多い女性に好んで用いられます。

“お血”のほか“血虚”という考え方もあります。これは血液不足による血流障害で、ある種の貧血症状とみなせます。この場合、当帰芍薬散など「補血薬」の部類が適当です。当帰芍薬散は女性の聖薬ともいわれ、色白で冷え症、やせ型で体力の乏しい人に最適です。ほかに、五積散は体のあちこちが冷えて痛むときに、当帰建中湯は疲れやすく貧血ぎみな女性の生理痛に適します。芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)は、わりあいと効き目が早く、証にこだわらずさまざまな痛みに広く用いられている方剤です。


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<メモ>
  • 月経困難症とは月経期間中に起こる耐え難い病的症状のことです。いわゆる生理痛とされる下腹部痛や腰痛を主症状とし、頭痛、吐き気、憂うつ、いらいら感なども伴います。その原因から2つのタイプに分かれます。器質性月経困難症と機能性月経困難症です。前者は子宮内膜症や子宮筋腫など器質的疾患がある場合、後者はない場合です。

    
    

 
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