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Top Menue 女性の薬(1)x17 生理痛の薬-1

鎮痛薬-1(NSAIDs)
ロキソニンボルタレンブルフェンポンタールなど

専門的に非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)と呼ばれる鎮痛薬です。この部類はプロスタグランジンという体内物質の合成を阻害することにより強い鎮痛効果を発揮します。プロスタグランジンには子宮を収縮させる作用があり、生理痛にもかかわっています。したがって、プロスタグランジンの生合成を抑える鎮痛薬は、生理痛にもよく効くと考えられるのです。早めの服用がポイントで、場合によっては、生理予定日の2〜3日前から飲むよう指示されるかもしれません。プロスタグランジンの生合成を先回りして抑えてしまおうというわけです。胃を荒らすことがありますから、食後に多めの水で飲むとよいでしょう。

鎮痛薬-2(その他)
アセトアミノフェンカロナールキョーリンAP2

アセトアミノフェンはおだやかに作用する安全正の高い鎮痛薬です。各社から同成分を配合した製品が販売されており、カロナールがその代表です。SG顆粒は、発売中止となったセデスGの後継品になります。比較的安全なピリン系のイソプロピルアンチピリンと非ピリン系のアセトアミノフェンを有効成分とし、腎毒性が問題となるフェナセチンが含まれません。

鎮痙薬
ブスコパンズファジラン

子宮の収縮を抑え痛みをやわらげます。生理痛に使われることは多くありませんが、症状によってはブスコパンやズファジランが使われます。


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<メモ>
  • 生理痛の主要な原因は、子宮内の月経血を排出させようと子宮が激しく収縮するためです。また、子宮の出口が開くことによる痛み、月経血が卵管のほうに逆流し腹膜が刺激されることによる痛みもあります。下腹部痛や腰痛としてあらわれるものです。

  • 生理痛の程度は人によって違います。痛みが強く、仕事や日常生活に支障がでるような場合を特に‘月経困難症’と呼び治療の対象となります。治療には、鎮痛薬、鎮けい薬、女性ホルモン薬または漢方薬(次項)などが使われます。

  • ひどい痛みを無理にがまんすることはありません。鎮痛薬は、早めに飲んだほうがよく効き、結果的に薬の量も少なくて済むものです。けれど、鎮痛薬の安易な服用は避けてください。長く飲み続けていると、胃を荒らしたり、腎臓を悪くしてしまうことがあります。また、最近、鎮痛薬(NSAIDs)を長期連用している女性に、一時的な不妊が認められたという報告もあります(服用を中止したら妊娠)

    
    

 
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おくすり110番