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Top Menue ／ がんの薬x18 ／ 慢性白血病(CLL)

▼アルキル化薬 ※エンドキサン（CPA） 古くからある代表的なアルキル化薬です。飲み薬と注射薬があり、従来から 慢性リンパ性白血病(CLL)の治療に用いられてきました。植物アルカロイドのオンコビン注射（VCR）やステロイド薬のプレドニン、あるいは下記フルダラなどと併用することもあります。特徴的な副作用として出血性膀胱炎があり、予防のための水分補給と尿量確保が大事です。 ▼代謝拮抗薬 ※フルダラ（FLD） 比較的新しい抗がん薬で、慢性リンパ性白血病に処方される機会が増えています。完治は難しいですが、有効率が高く、身体的所見や血液の性状、あるいは自覚症状の改善が望めます。飲み薬と注射薬があり、前記エンドキサンや分子標的治療薬のリツキサン注との併用療法も試みられています。 [PR] 人気の薬系書籍ベスト３０　「くすり本NAVI 」 ＜メモ＞ 日本では慢性リンパ性白血病(CLL)はまれで、全白血病の５%以下とされます。高齢者に多く、ゆっくりと進行するので、初期段階においては抗がん薬を用いず、注意深く経過観察するのが一般的です。進行期になると貧血や出血､感染症などを起こしやすくなるので、上記抗がん薬を主体とする化学療法を開始するようにします。

　

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おくすり１１０番