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Top Menue がんの薬x18 肝がんの薬

分子標的薬
ネクサバールスチバーガ

がん細胞の増殖にかかわる酵素の働きを阻害する新しい抗がん薬です。従来の抗がん薬とは効きかたが違うため、飲み薬が効きにくい肝がんにも一定の効果があります。適応となるのは、切除または局所療法ができない肝細胞がんに対してです。この場合、ネクサバールを一次治療に、スチバーガを二次治療に用いることができます。スチバーガは、ネクサバール治療後に病状が進行した肝細胞がんにおいて生存期間の延長が認められた初めてかつ唯一の治療薬です。効き方には個人差がありますが、より長生きできる可能性があります。そのほか、全身療法として将来期待できそうなのがレンビマとオプジーボです(未承認)。

その他
アイエーコール(CDDP)、ミリプラ、ファルモルビシン(EPI)、アドリアシン(DXR)、5-FU、インターフェロン

動注化学療法として使用する注射薬です。がん組織への血流遮断を併せておこなう‘肝動脈化学塞栓療法’としても応用されます。これは、抗がん薬を塞栓物質のリピオドールと混ぜ、肝動脈内に注入する治療法です。抗がん薬を含んだ塞栓物質が がん組織に長時間残留するので、がんを壊死させ消滅することができます。


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<メモ>
  • 原発性の肝がんの約9割が肝細胞がんです。肝細胞がんは、日本を含むアジアに多く、その大部分はB型またはC型慢性肝炎に起因する肝硬変から発現します。

  • 肝細胞がんの治療はいろいろで、腫瘍の数や大きさによって決められます。外科的切除を第一とし、さらには局所療法としてラジオ波焼灼、エタノール注入療法、肝動脈化学塞栓療法などにより根治をめざします。

  • けれど、病状が進行し大きな腫瘍がたくさんできてしまうと、それらも難しくなります。また、治療後に再発してしまうことが少なくありません。このよう場合に検討されるのが、ネクサバールなど抗がん薬による全身療法です。

    
    

 
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おくすり110番