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Top Menue 他の感染の薬x11 エイズの薬-3

インテグラーゼ阻害薬
アイセントレス

新しい作用をもつ抗エイズウイルス薬です。ウイルスの遺伝子が人の遺伝子に組み込まれれないように働きます。効きかたが違うため、従来の抗ウイルス薬が効かない場合や副作用で使えないときに有用です。標準治療で効果不十分な場合でも、この薬を含めた多剤併用療法において約60%の有効性が示されています。また、初回治療においても、標準薬の一つエファビレンツ(ストックリン)と同等の効果が得られています。推奨される併用薬は、ヌクレオシド系逆転写酵素阻害薬のテノホビル・エムトリシタビン(ツルバダ)などです。比較的 副作用が少なく、薬の相互作用を起こしにくい点もよい特性です。

侵入阻害薬
シーエルセントリ

ウイルスが免疫細胞内へ侵入するのを阻止する薬剤です。今までにない作用機序なので、既存薬が効きにくい薬剤耐性ウイルスにもよい効果が期待できます。ただし、有効なのはケモカイン受容体5(CCR5)を介して侵入するCCR5指向性エイズウイルスに限ります。当面は、標準3系統が効かない場合や副作用で使えないときに第二、第三選択するようにします。


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<メモ>
  • 前項で紹介した標準3系統による多剤併用療法は生命予後を劇的に改善しました。これに、新規作用機序を持つインテグラーゼ阻害薬のアイセントレスと、侵入阻害薬のシーエルセントリが加わり、治療薬の選択肢がさらに増えました。今後、薬剤耐性にも十分対応できるようになり、普通の人と同じくらい長生きできる日も遠くないと思います。

    
    

 
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おくすり110番