[Home]
スポンサーも訪れて下さいネ 投げ銭コ-ナ-
 
Top Menue 耳と鼻の薬x8 中耳炎(内用)-2

マクロライド系抗生物質
エリスロシンエリスロシンDSクラリスクラリシッドルリッド

滲出性中耳炎に対し、少量のマクロライド系抗生物質が数カ月単位で処方されます。「マクロライド長期少量投与療法」といって、最近よく試みられる治療法です。本来の抗菌作用を期待するものではなく、耳管の線毛運動を活発にする作用があるようです。

粘液調整薬
ムコダイン

滲出性中耳炎に用います。中耳内の水分の排出を助ける働きがあります。長く飲んでも、副作用はほとんどありません。

その他
セファランチン、消炎酵素薬(エンピナースノイチームレフトーゼ)、抗アレルギー薬(ザジテンなど各種)

セファランチンは、弱い抗アレルギー作用を持つ植物由来の薬です。大人の滲出性中耳炎に使われることがあります。鼻炎や副鼻腔炎をともなう場合は、消炎酵素薬や抗アレルギー薬も併用されます。[参:鼻炎の薬(内用)]


[PR] 人気の薬系書籍ベスト30 「くすり本NAVI 」

<メモ>
  • 耳と鼻は、耳管というトンネルでつながっています。このトンネルの通気が悪いと、中耳内に水分が溜まり、耳の聞こえが悪くなります。このような状態が「滲出性中耳炎」です。小さな子供に多いのですが、高齢の人にもみられます。

  • 鼻炎や副鼻腔炎(蓄膿)があれば、合わせて治療します。耳に空気を送り込む耳管通気による治療も重要です。

    
    

 
スポンサード リンク 投げ銭してネ !
Good luck & Good by !
おくすり110番