概説 |
アレルギーをおさえるお薬です。アレルギー性の病気に用います。 |
作用 |  【働き】
- アレルギーの発症には、ヒスタミンやロイコトリエンなどいろいろな体内物質が関与しています。このお薬は、おもにヒスタミンをおさえることで、各種のアレルギー症状を改善します。クシャミ、鼻水、じんま疹、皮膚のカユミなどに有効です。花粉症やアトピー性皮膚炎にも使います。
- とくに、アレルギー性鼻炎(くしゃみ、鼻水)によい効果があります。アトピー性皮膚炎では、カユミの軽減効果が期待できます。軽い喘息にも適応しますが、この場合は他の薬の補助薬として用います。
- アレルギーの原因そのものを治すことはできません。

- 【薬理】

- おもな作用はヒスタミンH1受容体拮抗作用。ヒスタミンがくっつく受容体をブロックする作用です。そのほか、アレルギーに関与する化学伝達物質の遊離抑制作用があります。
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特徴 |
- 広く抗アレルギー薬に分類される「ヒスタミンH1拮抗薬」です。第2世代抗ヒスタミン薬でもあり、よけいな中枢神経抑制作用や抗コリン作用が弱く、眠気や口の渇きの副作用が軽減されています。
- いわゆる抗アレルギー薬の草分け的な薬です。この系統のなかでは、もっとも発売が古く('83/2)、使用実績が豊富です。重い副作用の報告も少なく、安全性の高い薬といえるでしょう。
- 子供を含め、かなり長く続けることがあります。大人で9年、子供では10年間の長期服用の事例が報告されています。
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注意 |
 【診察で】
- 持病やアレルギーのある人は医師に伝えておきましょう。
- 別に薬を飲んでいる場合は、その薬を医師に教えてください。

- 【注意する人】

- てんかん、および てんかんの既往歴のある人は使用できません。薬の影響で、けいれんを誘発するおそれがあるためです。
- 適さないケース..てんかん、てんかんの既往歴のある人。
- 注意が必要なケース..てんかん以外のけいれん性の病気、またはその既往歴のある人。
 【飲み合わせ・食べ合わせ】
- 安定剤など脳の神経をしずめる薬と併用すると、眠気の副作用がでやすくなります。
- 飲酒は控えてください。眠気の副作用がでやすくなります。
 【使用にあたり】
- 症状や製剤により、用法用量が異なります。指示通りにご使用ください。
- とくに喘息では、十分な効果がでるまでに1カ月以上かかることがあります。また、予防薬ですので、喘息発作を直接止める作用はありません。発作時には、気管支拡張作用のある吸入薬を用いてください。
- 花粉症では、予防的に花粉の飛び始める直前から開始することがあります。その後も決められた期間続けてください。

- 【食生活】

- 人によっては、眠気を催します。車の運転や危険な作業は控えましょう。
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効能 |
- 気管支喘息。
- アレルギー性鼻炎。
- 湿疹・皮膚炎、蕁麻疹、皮膚そう痒症。
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用法 |

- 【一般】

- 通常、成人はケトチフェンとして1回1mg(1カプセルまたは1錠)を1日2回、朝食後及び就寝前に経口服用する。なお、年齢・症状により適宜増減する。

- 【シロップ】

- 通常、小児は1日量0.3mL/kg(ケトチフェンとして0.06mg/kg)を2回、朝食後及び就寝前に分けて経口服用する。なお、年齢・症状により適宜増減する。年齢別の標準服用量は、通常、下記の用量を1日量とし、1日2回、朝食後及び就寝前に分けて経口服用する。ただし、1歳未満の乳児に使用する場合には体重、症状などを考慮して適宜服用量を決めること。
- 年齢..1日用量
- 6ヵ月以上3歳未満..4mL(ケトチフェンとして0.8mg)
- 3歳以上7歳未満..6mL(ケトチフェンとして1.2mg)
- 7歳以上..10mL(ケトチフェンとして2.0mg)

- 【ドライシロップ】

- 通常、小児は1日量0.06g/kg(ケトチフェンとして0.06mg/kg)を2回、朝食後及び就寝前に分け、用時溶解して経口服用する。なお、年齢・症状により適宜増減する。年齢別の標準服用量は、通常、下記の用量を1日量とし、1日2回、朝食後及び就寝前に分け、経口服用する。ただし、1歳未満の乳児に使用する場合には体重、症状などを考慮して適宜服用量を決めること。
- 年齢..1日用量
- 6ヵ月以上3歳未満..0.8g(ケトチフェンとして0.8mg)
- 3歳以上7歳未満..1.2g(ケトチフェンとして1.2mg)
- 7歳以上..2.0g(ケトチフェンとして2.0mg)
※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。 |
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副作用 |
副作用は少ないほうです。人によっては、眠気や、けん怠感がでることがあります。ひどいようでしたら早めに医師に相談してください。
重い副作用はまずありませんが、服用が長期になるときは、定期的に肝機能検査を受けたほうがよいでしょう。また、赤ちゃんや小さい子供は、けいれんの副作用に念のため注意してください。
 【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
- けいれん、興奮
- 肝臓の重い症状..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が褐色。
 【その他】
- 眠気、だるい、頭痛、頭重感
- 口の渇き
- 発疹、膀胱炎様症状(頻尿、排尿痛、血尿)
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