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Top Menue 耳と鼻の薬x8 中耳炎(内用)-1

抗菌薬(内用)
ビクシリンサワシリンパセトシンユナシンオーグメンチンクラバモックスフロモックスケフラールセフゾンバナンメイアクトファロムオラペネムクラリスクラリシッドジスロマッククラビットオゼックスなど

細菌による急性の中耳炎には、抗菌薬(抗生物質)が処方されます。ペニシリン系、セフェム系、ペネム系やマクロライド系抗生物質、ニューキノロン系抗菌薬などが適応します。病原菌が殺菌されると、腫れ痛みがとれ、熱も下がってきます。[参:細菌感染の薬]

最近、小児感染症に特化した製品も開発されています。たとえば、ペニシリン系のクラバモックスドライシロップ、カルバペネム系のオラペネム細粒、ニューキノロン系のオゼックス細粒などです。従来の抗生物質が効きにくい難治性の中耳炎に対しても一定の効果が期待できるものです。


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<メモ>
  • 中耳炎は子供に多い感染症です。病原菌としては、肺炎球菌、インフルエンザ菌、モラクセラ・カタラーリス、黄色ブドウ球菌、緑膿菌などの細菌があげられます。したがって、これらの細菌に有効な抗生物質で治療します。飲み薬のほか点耳薬もあります。

  • 近年、抗生物質の効きにくい細菌が増えています。抗生物質を使っても中耳炎がなかなか治らないことがあるのです。ある調査によると、肺炎球菌の7割、インフルエンザ菌の4割が抵抗力を持っていたそうです。このような耐性菌に対しては、大量の抗生物質を使わざるおえません。場合によっては、注射による強力な治療もおこなわれます。中耳内にウミがたまっているときは、鼓膜に小さな穴をあけてウミを出す処置がとられます。

  • 耐性菌を増やさないため、欧米では抗生物質の安易な使用は慎まれています。軽い中耳炎であれば自然治癒することも多く、必ずしも抗生物質が必要なわけではありません。単なる予防目的の使用は控えるべきです。

    
    

 
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おくすり110番