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Top Menue 目の薬x19 緑内障(点眼)-3

縮瞳薬
サンピロピロリナ

昔の主要薬です。ピロカルピンという縮瞳薬が配合されています。隅角の拡大とともに、線維柱帯という排水口が広がり、房水の流出が促進されます。ふつう、1日3〜5回点眼します。決められた回数を守るようにしましょう。副作用としては、瞳が小さくなる関係で暗っぽく見えたり、遠くが見にくくなることがあります。車の運転は控えましょう。まれですが、微量の成分が体内に吸収され、下痢や吐き気など全身的な副作用を起こすこともあります。また、白内障を悪化させることがあるので、白内障のある人には慎重に用います。

散瞳薬(点眼)
ピバレフリン

開放隅角緑内障に用います。閉塞隅角緑内障には使いません(禁忌)。おもに房水の流出を促進して眼圧を下げます。副作用としては、瞳が大きくなる関係上、まぶしく見えたり、かすんで見えることがあります。このような場合は、車の運転など危険な作業は控えましょう。点眼時の刺激症状や、目の充血もみられます。そのほか、まれに頭痛、動悸、発汗、手の震えなど全身的な副作用がでることがあります。高血圧や心臓病、糖尿など持病のある人は、医師に報告しておきましょう。

ステロイド薬
フルメトロンピトスリンデロンなど

ぶどう膜炎にともなう続発性緑内障などに有効です。炎症をしずめることで、眼圧の上昇がおさえられます。一方でステロイドの長期連用による薬剤性緑内障も知られています。


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<メモ>
  • 目薬の全身への吸収は、点眼のしかたである程度防ぐことができます。たとえば、点眼後3〜5分間、目を静かに閉じ目頭を指で軽く押さえておくようにします。こうすると涙道からの点眼液の流出が抑えられ、全身への吸収が少なくてすむわけです。逆に、点眼後の”まばたき”はよくありません。生理活性の強い緑内障の目薬は、決められた方法で点眼することが大切です。

  • 緑内障そのものを治せる薬はありません。慢性の閉塞隅角緑内障などでは、点眼薬による治療を根気よく続け、眼圧を適切にコントロールしなければなりません。それが、視神経を守り、視力や視野を長く保つことになるのです。

    
    

 
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おくすり110番