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ビタミンK2
グラケー

新しい骨ができるのを助ける働きがあります。その作用はおだやかで、副作用もほとんどありません。弱いながら、骨密度増加や骨折予防効果も多少期待できるようです。老人性の軽い骨粗鬆症に向くほか、ステロイド骨症に対しビスホスフォネート薬が使用困難なときに用いることがあります。ちなみに、納豆にはビタミンKがたくさん含まれるので、同様の効果が期待できます。

イプリフラボン製剤
オステン

骨のカルシウム分が血液に溶け出すのを防いだり、骨を丈夫にするカルシトニンというホルモンの分泌を促進します。骨粗鬆症の治療に用いますが、その効果は限定的です。骨密度の減少を遅らせる程度で、骨折予防効果はあまり期待できません。

カルシトニン(注射)
エルシトニン、サーモトニン、カルシトラン

甲状腺でつくられるホルモンの一種です。骨の“破骨細胞”に作用し、血液中へカルシウムが溶け出すのをおさえる働きをします。そのため、高カルシウム血症をはじめ、骨粗鬆症や骨ページェット病の治療に使います。カルシトニンの特徴として、脳神経を介する鎮痛作用を持ち合わせている点があげられます。骨粗鬆症における腰背痛のほか、転移がんの骨痛などにも有効です。骨粗鬆症の場合、1週間に1回くらいの割合で筋肉内注射します。


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<メモ>
  • 骨粗鬆症による骨折の多くは、65歳以上の高齢の人です。若い人にはまずありません。けれど、若いうちから十分な栄養をとり、骨を頑丈にしておくことは大切なことです。過度なダイエットによる栄養不足は、将来的に骨粗鬆症になる危険性が増えるかもしれません。

  • 薬にだけ頼るのでなく、食生活の改善も大切。 カルシウムは乳製品や小魚に、ビタミンDはウナギやイワシ、レバーなどに多いです。ビタミンKは、納豆をはじめ、ホウレン草やブロッコリーなど野菜類にたくさん含まれます。適度な運動も、骨量を増やし骨を丈夫にします。日光浴をかねた散歩やウォーキングが、その第一歩です。

    
    

 
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おくすり110番