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配合剤
メタクトソニアスリオベルエクメットイニシンクグルベスカナリア

メタクト、ソニアス、リオベルは、チアゾリジン系のピオグリタゾン(アクトス)との配合剤です。その第一弾がメタクト。2型糖尿病治療薬として国内初の配合剤で、ピオグリタゾンに加えビグアナイド系のメトホルミンが配合されます。両成分ともインスリン抵抗性改善薬の部類ですが、作用点が異なるため多面的なインスリン抵抗性改善作用を発揮します。どちらかというと肥満タイプで、インスリンに対する感受性が鈍っている人に向きます。

ソニアスはピオグリタゾンとSU薬のグリメピリド(アマリール)、リオベルはピオグリタゾンとDPP-4阻害薬のアログリプチン(ネシーナ)の配合剤です。次のエクメットとイニシンクは、ビグアナイド系のメトホルミンを採用し、これにDPP-4阻害薬のビルダグリプチン(エクア)またはアログリプチン(ネシーナ)が加わります。これらはインスリン抵抗性改善薬とインスリン分泌促進薬の組み合わせです。効きかたが違う2剤の併用により、血糖降下作用のいっそうの増強が見込めます。

グルベスは、速効型インスリン分泌促進薬のミチグリニド(グルファスト)とαグルコシダーゼ阻害薬のボグリボース(ベイスン)の合剤で、食後高血糖を改善できます。食後高血糖は、心血管系合併症の独立した危険因子とされ、その是正は臨床的にも有益です。最後のカナリアは、DPP-4阻害薬のテネリグリプチン(テネリア)と尿糖排泄促進作用をもつSGLT2阻害薬のカナグリフロジン(カナグル)の配合剤です。DPP-4阻害薬によるインスリン分泌促進作用は血糖依存性であり、またSGLT2阻害薬はインスリンとは関係なく作用するため、低血糖症の発現リスクが比較的低い組み合わせです。

配合剤は、原則、第一選択薬とはしません。まずは、単剤での治療を優先します。処方対象となるのは、いずれか1剤で効果不十分な場合です。作用機序が異なる2剤の併用効果により、より良好な血糖コントロールが期待できるわけです。また、以前のように別々に飲む必要がなく、2剤による併用療法が簡便におこなえるのも利点です。ただし、効きすぎによる低血糖症にはいっそうの注意が必要です。


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<メモ>
  • 糖尿病の薬の第一の副作用は‘低血糖症’です。薬の過量、服薬時間のずれ、食事不足、過労、その日の体調などにより、血糖値が必要以上に下がってしまうのです。おおよそ血糖値が50mg/dl以下になると低血糖特有の症状があらわれます。ふるえ、さむけ、動悸、冷や汗、強い空腹感、力の抜けた感じ、目のちらつき、さらに重くなると、気が遠くなり、けいれんを起こしたり意識を失うこともあります。すぐ甘い糖分を補給しましょう。

  • 糖分としては、吸収のいい砂糖がおすすめです。10〜20gをとりましょう。そのほか甘いジュースなどでもかまいませんが、アメ玉は溶けるのに時間がかかるので向きません。なお、αグルコシダーゼ阻害薬(グルコバイ、ベイスン、セイブル等)を併用している場合は、病院から渡されるステイックシュガー(ブドウ糖)にしてください。糖分を十分とれば15分くらいで治ってきます。外出のさいも持ち歩きましょう。

    
    

 
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