【妊婦原則禁忌】
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(投与しないことを原則とするが、特に必要とする場合には慎重に投与すること)
【妊婦・産婦・授乳婦等への投与】
- 妊婦への投与。
(1)妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。〔複数の妊婦において本剤とジダノシンとの併用投与による致死性の乳酸性アシドーシスが報告されている。〕 (2)動物実験(ラット)では、サニルブジンは胎盤を通じて胎児に移行することが確認されており、胎児組織中濃度は母体血漿中濃度の約60%であった。ヒト出産時胎盤を用いたex vivo試験において、サニルブジンは単純拡散により胎盤を通過することが示唆されている。
- 授乳婦への投与。
(1)動物実験(ラット)で、乳汁中に移行することが報告されているので、授乳中の婦人には、授乳を中止させること。
<注意> |
● |
一般の方は、別メニュー「妊娠とくすり/はじめに」をまず読みになってください。もし、妊娠に気づかず禁忌薬を服用されていたとしても、必ずしも危険性が高いわけではありません。ご自分だけで判断せず担当の医師もしくは薬剤師にご相談になってください。 |
|
● |
添付文書の妊婦関連事項は、処方のさいの判断基準です。偶発的な服用後の対応を示すものではありません。「妊娠とくすり/薬危険度評価基準/添付文書」を参考ください。 |
|
● |
代表的な製品例だけをあげています。同一製剤の後発品等も対象となります。 |
|
● |
参考・引用:各社添付文書等。 |
|
|