緑内障(内用)

▼炭酸脱水酵素阻害薬
※ダイアモックス

緑内障の治療に用いる飲み薬です。房水の産生をおさえることで、眼圧を下げます。副作用でわりと多いのは、飲み始めの手足のしびれです。そのほか、尿の回数が増えたり、血液の電解質のバランスが乱れたりします。長期に飲みつづける場合は、定期的に血液や尿の検査を受けるようにしましょう。

▼その他
※カルシウム拮抗薬(ニバジールなど)、メチコバール

「正常眼圧緑内障」に、血圧の薬のカルシウム拮抗薬を応用することがあります。眼圧降下作用のほか視神経周囲の血流改善効果が期待されます。ビタミンB12のメチコバールは、視神経の働きを助けるのに用いられます。


<メモ>
●「正常眼圧緑内障」といって、眼圧が正常範囲なのに緑内障になることがあります。最近の調査で、緑内障の約6割が正常眼圧緑内障であることが分かりました。眼圧以外の何らかの原因があると考えられます。治療は、開放隅角緑内障に準じ、眼圧をさらに低めにコントロールするようにします。場合によっては、眼圧降下作用や眼底の血流改善効果を狙って、カルシウム拮抗薬の内服が試みられます。

●ある種の薬で、眼圧が上昇することがあります。その多くは「抗コリン作用」によるものです。瞳の筋肉がゆるみ瞳が大きくなると、隅角が圧迫され房水の流れが悪くなるのが原因です。この抗コリン作用を持つ薬の例として、カゼやアレルギーの薬、胃腸薬、安定剤、抗うつ薬、不整脈の薬などがあげられます(これらのうちの一部です)。そのほか、ステロイド薬の長期連用による緑内障も知られています。他の病気で診察を受けるときは、緑内障のことを伝えておきましょう。また、新たに薬を服用するときは、眼科医にも報告しておいてください。

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