副 項 目 | パーキンソン様症状(薬剤性パーキンソニズム) |
程 度 | ★★ |
概 説 | 主に抗精神病薬の服用により、ふるえ、こわばり、無表情といったパーキンソン病のような症状が現われる。ふつう、中止をすれば数カ月で回復する。抗精神病薬の場合、あらかじめ予防薬(抗コリン薬)が処方されることもある。お年寄りは、とくに注意。 |
症 状 | 手足のふるえ、体のこわばり・つっぱり、よだれが出る、体が勝手に動く、無表情、うまく歩けない(小きざみ歩行)、姿勢がおかしくなる、動作が困難。 |
原因薬の例 | おもに抗精神病薬。そのほか抗うつ薬(三環系)、吐き気止め(ベンザミド系)、抗てんかん薬(バルプロ酸)、一部の降圧薬など。 |
予防・対策 | ● 抗精神病薬では、予防薬の併用 ● 上記のような症状があらわれたら、病院に連絡または受診 |