副 項 目 | 白質脳症 |
程 度 | ★★★ |
概 説 | ある種の抗ガン剤で発現することがある。脳の大脳白質という部分が障害され、いろいろな神経症状があらわれる。進行すると痴呆のよう症状になることもある。量が多いと発現しやすいので、体重の軽い人、肝臓や腎臓の働きの悪い人、高齢の人はとくに注意。カルモフールという抗ガン剤による発生率は0.04%と推定されている。早期に発見し、すぐに薬を中止をすればたいてい回復する。 |
症 状 | 口のもつれ、めまい、歩行時のふらつき、もの忘れ。 |
原因薬の例 | 抗ガン剤(フルオロウラシル系) |
予防・対策 | ● 肝臓や腎臓の悪い人は医師に報告しておく ● 上記のような症状があらわれたら、すぐに病院に連絡または受診。 |
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