副 項 目 | 肝障害(肝炎、黄疸、劇症肝炎など) |
程 度 | ★★★ |
概 説 | 薬の影響で肝臓が悪くなることがある。多くはアレルギー性。ときに中毒性のこともある。きわめてまれに重篤な劇症肝炎を引き起こすこともある。劇症肝炎の約10%が薬剤性という報告もある。 |
症 状 | 倦怠感(だるさ)、食欲不振、吐き気、発熱、下痢、発疹、皮膚のかゆみ、尿が褐色、皮膚や白目が黄色くなる(黄疸) |
原因薬の例 | いろいろな薬 |
予防・対策 | ● アレルギー体質の人は、医師に報告しておく ● 肝臓に病気のある人は、必ず医師に報告しておく ● 長期服用時は、定期的に肝機能検査を受ける。とくに重い肝障害が報告されている薬の場合、飲み始めの2〜3ヶ月間は2週に1回程度の検査が必要 ● 上記のような症状があらわれたら、すぐに病院に連絡または受診 ● 肝障害を起こしたことのある薬は、原則的に再使用しない。 |
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