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▼抗凝固薬(ヘパリン) ※カプロシン(皮下注)、ヘパリン注 抗リン脂質抗体症候群の不育症を治療する注射薬です。妊娠早期から、少量を1日2回皮下注射するか、または持続点滴します。毎日続けますので、原則的に入院が必要です。このヘパリン療法の有効性は世界的にほぼ確立されています。ある研究によると、アスピリンだけで治療したグループの赤ちゃん出産率が44%だったのに対し、ヘパリンとアスピリンを併用した場合では78%に達しました。副作用も少ないほうです。多めの量を用いた場合、骨が弱くなったり、出血しやすくなることがありますが、検査でチェックしますので重症化することはありません。また、胎盤を通過しないので、赤ちゃんへの影響もありません。 ▼黄体ホルモン薬 ※デュファストン、プロベラ、ヒスロン、プロゲストン 黄体ホルモンの不足を補うお薬です。黄体ホルモンは、排卵後、卵胞から変化した黄体から分泌されます。子宮内膜を受精卵が着床しやすい状態にし、妊娠を維持する働きをします。ふつう、安全性の高いデュファストンが使われます。少量でしたら、赤ちゃんへの影響はまずないと考えられていますが、慎重に使用する必要があります。 ▼その他 ※クロミッド、hCG注射薬(HCGモチダ) 黄体の働きが悪いときに応用されることがあります。クロミッドは黄体がつくられる前の卵胞の発育をよくする目的で、hCG注射薬は黄体を刺激してその働きを高めるのに用います。副作用や注意点については、不妊症の薬-1、-2を参照ください。 [PR] 人気の薬系書籍ベスト30 「くすり本NAVI 」 ![]() |
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Good luck & Good by ! | ||
おくすり110番 |