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▼抗血小板薬(アスピリン) ※バイアスピリン、バファリン81mg 抗リン脂質抗体価が陽性の不育症(習慣流産)の治療によく使います。血小板の働きを抑え、血管内で血液が固まるのを防ぎます。この作用により、胎盤に血栓ができるのを防ぎ、胎盤循環をよくする効果が期待できます。服用方法は確立されていませんが、1日1錠を妊娠早期よりはじめるのが一般的です。その後、35週頃まで続けます。赤ちゃんの奇形の問題はないとされます。 ▼ステロイド薬 ※プレドニン、プレドニゾロン ステロイドには免疫をしずめる作用があります。そこで、抗リン脂質抗体の抗体価を低下させるためにステロイド薬の処方が考えられます。ただ、多めの服用となりますので、感染症や高血圧、血糖値の上昇、胃腸障害などの副作用にも十分な注意が必要です。また、中止するときは、医師の指示にしたがい徐々に減らしていくようにします。プレドニン(プレドニゾロン)は胎盤通過性が他のステロイドより小さく、赤ちゃんへの影響は少ないと考えられています。 ▼漢方薬 ※当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)、柴苓湯(サイレイトウ) 漢方薬は体の調子を整え、妊娠をよい状態に保ちます。貧血症状によい当帰芍薬散をはじめ、柴苓湯などが用いられます。柴苓湯にはステロイド様の免疫調整作用のほか血小板凝集能抑制作用があるようで、抗リン脂質抗体価が高い不育症によく処方されています。そのほかの漢方薬も用いますが、妊娠中は慎重に使用する必要がありますので医師とよく相談のうえにしましょう。 [PR] 人気の薬系書籍ベスト30 「くすり本NAVI 」
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おくすり110番 |