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Top Menue 女性の薬(2)x14 不育症の薬-1

抗血小板薬(アスピリン)
バイアスピリンバファリン81mg

抗リン脂質抗体価が陽性の不育症(習慣流産)の治療によく使います。血小板の働きを抑え、血管内で血液が固まるのを防ぎます。この作用により、胎盤に血栓ができるのを防ぎ、胎盤循環をよくする効果が期待できます。服用方法は確立されていませんが、1日1錠を妊娠早期よりはじめるのが一般的です。その後、35週頃まで続けます。赤ちゃんの奇形の問題はないとされます。

ステロイド薬
プレドニンプレドニゾロン

ステロイドには免疫をしずめる作用があります。そこで、抗リン脂質抗体の抗体価を低下させるためにステロイド薬の処方が考えられます。ただ、多めの服用となりますので、感染症や高血圧、血糖値の上昇、胃腸障害などの副作用にも十分な注意が必要です。また、中止するときは、医師の指示にしたがい徐々に減らしていくようにします。プレドニン(プレドニゾロン)は胎盤通過性が他のステロイドより小さく、赤ちゃんへの影響は少ないと考えられています。

漢方薬
当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)、柴苓湯(サイレイトウ)

漢方薬は体の調子を整え、妊娠をよい状態に保ちます。貧血症状によい当帰芍薬散をはじめ、柴苓湯などが用いられます。柴苓湯にはステロイド様の免疫調整作用のほか血小板凝集能抑制作用があるようで、抗リン脂質抗体価が高い不育症によく処方されています。そのほかの漢方薬も用いますが、妊娠中は慎重に使用する必要がありますので医師とよく相談のうえにしましょう。


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<メモ>
  • 一般的に妊娠の約15%〜20%は自然流産に終わるといわれます。決して珍しいことではなく、ある意味、確率の問題です。ただし、連続して3回以上繰り返す場合は、単なる偶然ではなく何らかの原因のある可能性がでてきます。このような場合を「習慣流産(不育症)」と呼び、治療の対象とします。検査で流産の原因を調べ、その治療ができれば、妊娠を維持し赤ちゃんを産める確率が高くなります。

  • 不育症は、きちんと定義された医学用語ではありません。一般的には習慣流産と同義で使われます。ただ、不育症といった場合、妊娠中期以降の子宮内胎児死亡なども含めることがあります。

  • 不育症の原因はさまざまです。ホルモンや免疫系の不調、子宮の器質的な問題、あるいはクラミジアなどによる感染症も原因のひとつと考えられています。また、自己免疫異常による抗リン脂質抗体症候群においても、流産を起こしやすいことが知られています。それぞれの原因に応じた治療をおこないます。

  • 抗リン脂質抗体症候群に対しては、「低用量アスピリン療法」、「ステロイド療法」、「ヘパリン療法(次項)」などがおこなわれています。ただし、正式に承認されていない使い方です。よく説明を受けておきましょう。最近、プレドニゾロンとアスピリンの併用療法に否定的な研究報告もされています。適応となるケースを慎重に検討する必要があるでしょう。

    
    

 
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