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▼イソニアジド製剤(INH) ※イスコチン、ヒドラ イソニアジドを含有する製剤で、抗結核薬として第一線薬に位置付けられます。抗菌力が強く、その作用は殺菌的です。ふつう、次のリファンピシンなど他の抗結核薬と併用しますが、発症予防薬として単独で用いることもあります。ビタミン薬(V.B6)と併用するのは、末梢神経炎(手足のしびれ)の副作用を予防するためです。 ▼リファマイシン系抗生物質 ※リファジン、ミコブティン リファジンの有効成分はリファンピシン(RFP)です。イソニアジドとともに第一選択される抗結核薬です。抗菌作用に優れ、この薬のおかげで短期間でより確実に結核が治せるようになりました。人によっては発疹が出たり発熱することがありますが、総じて副作用は少なく抗結核薬としては安全性が高いほうです。一つ欠点を上げるとすれば、薬物間相互作用(CYP3A4誘導)を起こしやすい点かもしれません。 一方、ミコブティンはリファンピシンより細胞移行性が高く、リファンピシン耐性結核菌の約30%に効果があるとされます。また、薬物間相互作用もリファンピシンほどではなく、併用薬の制約も少ないです。このため、、リファンピシンが副作用や薬物間相互作用で使いにくいとき、あるいはリファンピシン耐性で十分な効果が得られない場合に第2選択されます。 ▼ピラジナミド製剤(PZA) ※ピラマイド 抗菌力は弱いほうですが、病巣内に潜んで生き残っている結核菌にも有効です。第一線薬に位置付けられ、通常、初期治療薬としてリファンピシンやイソニアジドとともに2カ月間併用します。副作用として、高尿酸血症があらわれたり、まれに重篤な肝障害を起こすことがあります。このため肝臓病のある人は使用できません。また、妊娠中は慎重に使用する必要があります。 ▼エタンブトール製剤(EB) ※エブトール、エサンブトール 抗菌力はそれほど強くありませんが、他の薬が無効な場合でも 変わりない効果が期待できます。通常、リファンピシンやイソニアジドなどと併用して、治療効果をあげるようにします。注意する副作用として、視力障害があります。毎朝、新聞を片目ずつ一定の距離で読むなどして、視力の状態をチェックするとよいでしょう。 [PR] 人気の薬系書籍ベスト30 「くすり本NAVI 」
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Good luck & Good by ! | ||
おくすり110番 |