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Top Menue 心の薬x16 精神病の薬-2

ベンザミド系
ドグマチールエミレースバルネチール

抑うつ症状を改善するほか、量を多めにしますと、気持ちを安定させたり幻覚妄想をおさえる作用もでてきます。他の薬でみられる副作用は少ないほうです。ただ、男性の乳房が張ってきたり、女性では乳汁がでたり生理が止まってしまうことがあります。これらは一時的なホルモンの乱れによるもので、中止すれば治ります。

塩酸チアプリド
グラマリール

ふつう、脳梗塞後遺症にともなう不安感、イライラ感、興奮状態をしずめるのに用います。せん妄(幻覚・幻聴)や、徘徊を防ぐ効果もあります。そのほか、ジスキネジアという体の異常な動きをおさえるのにも用います。手足のふるえ、顔のけいれん、口や舌の連続運動などのジスキネジアの症状を改善します(一方で、この薬によるジスキネジアの副作用もあります)。


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<メモ>
  • 抗精神病薬の副作用で多いのは、口の渇き、立ちくらみ、便秘、尿がスムーズに出ない、かすんで見える、動悸、心電図の異常などです。これらは抗コリン作用によるもので、フェノチアジン系(前項)に多い副作用です。また、ブチロフェノン系(前項)では、パーキンソン病のような症状もよくでます。手足のふるえ、体のこわばり、つっぱり、じっとできない、体が勝手に動く・・といった症状です。ひどいときは、早めに医師に相談してください。さらに、長期の服用で遅発性ジスキネジア(口周辺や舌の異常な運動など)を起こすこも知られています。これは治りにくいことがありますので、長期服用時、とくに高齢の人は注意します。

  • 軽い副作用でしたら、上手におさえて服用を続けることもできます。たとえば、口が乾いたら少量の冷たい水か氷を含み、便秘になったら下剤を、手のふるえや体のつっぱりにはパーキンソン病の薬(アキネトン、アーテン、パーキン等)で対応すればよいのです。どんな症状でも遠慮なく医師に相談してください。

  • めったにありませんが、抗精神病薬には「悪性症候群」という注意を要する副作用があります。体が硬直して動かなくなり、高熱がでてきたら、すぐに医師に連絡してください。とくに、高齢の人、体の弱っている人、薬の量を増やしたとき、注射のあとに出現しやすいものです。ご家族や周囲の方も注意してください。

    
    

 
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おくすり110番