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Top Menue 心の薬x14 “うつ”の薬-3

SNRI
トレドミン

憂うつな気分をやわらげ、意欲を高めるお薬です。一般に言うSNRIは、薬効区分「セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(Serotonin NorAdrenalin Reuptake Inhibitors)」の略称です。現在 このカテゴリーに分類される製品はトレドミンの1種類になります。

SNRIは、前項のSSRIよりも抗うつ作用が強く、効き始めが早いと考えられています。これは、セロトニン系のほか、ノルアドレナリン系の神経にも働くためです。また、口の渇きなど抗コリン作用に基づく副作用が少ないのも特徴です。SSRIにみられる飲み始めの吐き気や嘔吐もやや少ないようです。ただ、人によっては尿が出にくくなることがあります。もともと前立腺肥大などで尿の出の悪い人は注意しましょう。トレドミンには、相互作用を起こす薬が少ないというメリットもあります。

NaSSA
リフレックスレメロン

ノルアドレナリン・セロトニン作動性抗うつ薬、通称NaSSAと呼ばれる部類です。作用メカニズムは異なりますが、結果的にノルアドレナリンとセロトニンの神経伝達を増強するという意味では、上記SNRIと似ています。また、化学構造的には4環系抗うつ薬であり、その特性を持ちあわせています。効果発現が早いこと、眠気の副作用が出やすい点など4環系にみられる特徴です。就寝前の服用となりますので、不眠をともなうときに用いるとよいかもしれません。


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<メモ>
  • “うつ”の発現には、脳内の神経伝達物質「ノルアドレナリン」と「セロトニン」の関与が推測されています。SSRIは、セロトニンの神経細胞内への取り込みを抑え、その遊離量を増やします。SNRIは、セロトニンとノルアドレナリン両方の遊離量を増やします。ノルアドレナリンの増加は”意欲”を高め、セロトニンの増加は不安感をやわらげ”気分”を楽にするといわれます。

  • 抗うつ薬の共通点として、効いてくるのが遅いということがあります。薬の種類や増量ペースにもよりますが、症状が良くなってくるのは飲み始めから1〜3週間後になります。はじめに、憂うつ感が軽くなり、しだいに意欲がでてきて、不眠も少しずつ解消されてくるようです。

  • 抗うつ薬は、良くなってからも、しばらく続けるようにします。いわゆる「揺りもどし」による再発を防ぐためです。臨床試験でも、長期服用のメリットが示されています。抗うつ薬(SSRI)により症状が良くなった約200人を、そのまま少量の維持量を飲み続けるグループと、プラセボ(にせ薬)を飲むグループに分けて、1年間、経過を観察しました。その結果は、維持量を飲み続けたグループの再発率が11%だったのに対し、プラセボのグループでは35%にのぼりました。

  • 症状やおかれている環境にもよりますが、1年〜2年くらいは続けることになると思います。再発を繰り返しているときは、更に長期の服用となります。中止するときは、医師の判断で徐々に減量するなどします。指示された期間、根気よく続けましょう。

    
    

 
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おくすり110番