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Top Menue 熱と痛みx9 痛みの外用薬

湿布薬
MS冷シップラクール冷シップMS温シップラクール温シップハリホット

昔ながらの湿布薬です。基剤に水分をたくさん含み、それが患部を冷やします。また、薬効成分であるサリチル酸メチルは消炎・鎮痛作用を示します。さらに、冷感タイプの冷シップには冷刺激作用のあるメントールやハッカ油が、温感タイプの温シップには血行を良くするトウガラシエキスやノニル酸ワニリルアミドが含まれます。冷シップは、どちらかというと熱感の強い急性期の腫れや痛みに向きます。打撲や捻挫、運動後の筋肉痛などで、発症後間もないときなどです。逆に、温シップは、慢性的な関節痛や腰痛、五十肩などで、冷えて痛むようなときに用いるとよいでしょう。お風呂で楽になるときは、温シップがよいかもしれません。

経皮鎮痛消炎剤(貼付剤)

インサイドパップカトレップセラスターアドフィードゼポラスステイバンフルルバンロキソニンパップボルタレンテープセルタッチナボールテープモーラスミルタックスロコアテープ

インドメタシンなど非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs)を主成分とする貼り薬です。古典的な湿布薬に代わり、たいへんよく処方されるようになりました。消炎鎮痛作用をもつ抗炎症薬が皮膚から患部に浸透し、腫れや痛みをやわらげます。パップ剤とテープ剤(プラスター剤)があり、症状や適用部位、使用感などにより使い分けられます。パップ剤は湿布効果が期待でき、また毛深い部位にも使いやすいです。テープ剤はよく粘着しますので、動いて剥がれやすい部位に用いるとよいでしょう。

最後のロコアテープは、変形性関節症を適応症とする新世代の貼付剤です。経皮吸収性と組織移行性の向上により、有効成分が関節に届きやすくなっています。高い治療効果を特徴とし、既存の貼り薬とは一線を画します。実際、一昔前のステイバンパップとの比較試験で、ステイバンを上回る鎮痛効果が得られています。ただし、胃腸障害の発現率がやや高くなる傾向がみられます。患部を経て全身に回る薬の量は2枚貼付時で飲み薬と同程度とされるため、使用のさいは副作用をふくめ飲み薬と同様の注意が必要です。

経皮鎮痛消炎剤(塗布剤)
インテバン軟膏・クリーム・外用液イドメシンコーワゲル・クリーム・ゾルエパテックゲル・クリーム・ローションセクターゲル・クリーム・ローションフェルデン軟膏バキソ軟膏ボルタレンゲルナボールゲル

こちらは塗り薬です。有効成分は貼り薬と同じ非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs)の部類で、効能もだいたい同じです。全身性の副作用がほとんどなく、気軽に使用できることから、整形外科を中心として処方頻度が高いです。患部に浸透するよう軽く擦り込むように塗るとよいでしょう。


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<メモ>
  • 痛み止めの貼り薬や塗り薬は、気軽に使用できる反面、同成分の飲み薬や坐薬に比べて効き目はやや劣ります。とくに、膝など大きな関節の痛みにはあまりよい効果は望めません。このため、飲み薬の鎮痛薬に追加または代替薬として用いるのが一般的です。ただし、新薬のロコアテープは例外で、単独使用を原則とします。

  • どれも副作用は少ないほうですが、人によっては使用部位に発疹や発赤を生じたり、かゆくなることがあります。このような場合、いったん使用を中止して医師に相談してください。ケトプロフェン含有製剤においては、重い接触皮膚炎(かぶれ)や光線過敏症(日光皮膚炎)の報告があります。

    
    

 
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