【禁忌】

1. 制吐剤を服用している患者〔嘔吐が発現しないことがある。〕
   
   
2. 強酸、アルカリ、農薬類又は腐食性及び刺激性のある物質を誤飲している可能性のある患者〔誤嚥及び消化管が腐食、穿孔、損傷することがある。〕
   
   
3. 灯油、ガソリン、石油、重油、塗料シンナー又は洗浄液等の石油留出物を誤飲している可能性のある患者〔誤嚥性肺炎が発症することがある。〕
   
   
4. 突起のある異物を飲んでいる患者〔誤嚥及び消化管が損傷することがある。〕
   
   
5. 2種以上の催眠鎮静剤、抗不安剤及び精神神経用剤を一度に誤飲している患者〔嘔吐が発現しないことがある。〕
   
   
6. ストリキニーネ中毒の患者〔けいれん発作が発症することがある。〕
   
   
7. カルシウム拮抗剤又はβ-遮断剤を誤飲している患者〔急速に心血管系の虚脱を起こすおそれがある。〕
   
   
8. ジギタリス又はクロニジンを誤飲している患者〔吸収が早く、徐脈等を誘発するおそれがある。〕
   
   
9. 乾燥剤（シリカゲル、塩化カルシウム、生石灰）又は酸素系漂白剤（過炭酸ナトリウム、過ホウ酸ナトリウム）を誤飲している患者〔消化管粘膜の刺激性が強く、消化管が損傷することがある。〕
   
   
10. コカイン、アンフェタミン又は麻薬を誤飲している患者〔中枢神経症状を起こすおそれがある。〕
    
    
11. アマリリス等のヒガンバナ科の植物を誤飲している患者〔アマリリス成分のlyophillinに催吐作用があるため、嘔吐発現が増強されることがある。〕

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＜注意＞	●	禁忌の判断は、医師の診察によります。ご心配な点は、医師とよくご相談ください。
	●	代表的な製品例だけをあげています。成分名（一般名）に該当する後発品等も対象となります。
	●	参考・引用：各社添付文書等。