【禁忌】
- 心原性ショックの患者〔心原性ショックの症状を悪化させるおそれがある。〕
- 重度のうっ血性心不全の患者〔心収縮力低下により、心不全を悪化させるおそれがあり、また、催不整脈作用により持続性心室頻拍、心室細動を起こしやすい。〕
- 重篤な腎障害(クレアチニン・クリアランス<10mL/min)のある患者〔本剤は腎臓から排泄されるため、血中濃度が高くなることにより、重篤な副作用が発現するおそれがある。〕
- 高度の洞性徐脈(50拍/分未満、高度の洞不全)のある患者〔本剤は洞結節抑制作用があり、これが催不整脈の誘因となるおそれがある。〕
- 高度の刺激伝導障害(II〜III度の房室ブロック、高度の洞房ブロック等)のある患者〔刺激伝導障害が悪化し、完全房室ブロック、心停止を起こすおそれがある。〕
- 気管支喘息、気管支痙攣のおそれのある患者〔気管支拡張抑制作用を有するため。〕
- 先天性又は後天性のQT延長症候群の患者〔過度のQT延長により催不整脈の誘因となるおそれがある。〕
- 本剤に対する重篤な過敏症の既往歴のある患者
- 心筋抑制のある麻酔薬(シクロプロパン等)を投与中の患者
- アミオダロン塩酸塩(注射)、バルデナフィル塩酸塩水和物、モキシフロキサシン塩酸塩、トレミフェンクエン酸塩又はフィンゴリモド塩酸塩を投与中の患者
<注意> |
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禁忌の判断は、医師の診察によります。ご心配な点は、医師とよくご相談ください。 |
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代表的な製品例だけをあげています。成分名(一般名)に該当する後発品等も対象となります。 |
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参考・引用:各社添付文書等。 |
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